腰痛にレントゲンは必要ありませんよ!

こんにちは!大阪市中央区谷町六丁目のヤマシタ整骨院です。

 

 

お天気の良い日曜日、いかがお過ごしでしょうか?

 

今日は東京都知事選の投開票日ですね。

 

もちろん大阪市民の僕には投票権はありませんが日本の首都の長を決める選挙なので興味ありです。笑

 

東京が良くなれば日本全体が良い方向に行くと思うので本当に東京を良くしようと思っている人に知事になっていただきたいものですね。

 

 

さて、今回はレントゲンについて書かせていただきます。

新規メモ 27

 

皆さんも健康診断などで胸部のレントゲンや歯医者さんでは歯のレントゲンを一度は撮ったことがあると思います。

 

 

当院でも初めて来られた患者さんにお話をお伺いしていると、「腰が痛くて数日前に整形外科でレントゲンを撮ってもらって異常はないと言われました。」というような方が割といらっしゃいます。

 

 

レントゲンを撮って異常なしと言われると「あ〜、よかった、骨はなんともないんや!」と安心感が得られるという方も少なくないと思います。

 

しかし、レントゲンを撮ったからといって腰痛が治るわけではありませんよね?

 

 

当院の患者さんの中にも「骨に異常なかったから痛み止めと湿布だけ貰って帰ってきました。」というパターンの方が多くいらっしゃいます。

 

 

では、腰痛にレントゲンは必要なのでしょうか?

 

 

まずは欧米の研究機関による論文をご覧下さい。

■腰痛患者421名をX線撮影群と非撮影群に割り付け、9ヶ月間にわたって追跡調査した結果、非撮影群に比べるとX線撮影群は痛みの持続期間、活動障害、健康状態の成績が悪く、受診回数も多かった。不安や恐怖は治癒を妨げている。http://1.usa.gov/ihdsPJ

レッドフラッグ(危険信号)のない腰痛患者に対する画像検査は、デメリットはあってもメリットはありません。

 

■1985年~1995年に発表された腰痛疾患と画像検査に関する論文672件をレビューした結果、画像所見と腰痛との間に関連があるという証拠は見出せなかった。レッドフラッグのない腰痛患者の画像検査は無意味である可能性大。http://1.usa.gov/mwyvVG

世界各国の腰痛診療ガイドラインはレッドフラッグ(危険信号)の認められない腰痛患者に画像検査をするなと勧告しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

上記にある通り、レッドフラッグ(危険信号)がない限りレントゲンは必要ないとされています。

 

※レッドフラッグ
⬇︎     ⬇︎

・発症年齢が20歳未満か55歳超
・最近の激しい外傷歴(高所からの転落、交通事故など)
・進行性の絶え間ない痛み(夜間痛、楽な姿勢がない、動作と無関係)
・胸部痛
・悪性腫瘍の病歴
・長期間にわたる副腎皮質ホルモン(ステロイド剤)の使用歴
・非合法薬物の静脈注射、免疫抑制剤の使用、HIVポジティブ
・全般的な体調不良
・原因不明の体重減少
・腰部の強い屈曲制限の持続
・脊椎叩打痛
・身体の変形
・発熱
・膀胱直腸障害とサドル麻痺

 

 

僕自身今までにたくさんの腰痛の患者さんを診てきましたが、幸い実際にレッドフラッグだった方に出会ったことはありません。
(レッドフラッグっぽいけど結果的には違ったという方はいましたが…。ホッ!)

IMG_5513

 

まぁ、レッドフラッグ=危険信号といっているくらいですからそんなしょっちゅうあるようなものでもないんですが確率としては腰痛の中のほんの数%程度です。

 

 

 

まとめ

レッドフラッグがない限り腰痛にレントゲン検査は必要ありません。

 

 

それよりも僕個人の意見としてはレントゲンによる被曝の方が心配です。

 

 

腰痛が心配でレントゲン検査を受けられるお気持ちはわかりますが痛みにばかり気にかけて生活するのではなく痛みない範囲で体操やウォーキングなどの運動をしてみたり、第一は日常生活を普通に過ごすということを意識してみてください。

 

 

そういったことをやっていただく中で腰痛がマシになる場合もありますが、それでも痛みが気になる・もっともっとよくしたいとお考えの方は信頼のおける医療機関にご相談されることをお勧めいたします。

 

 

 

 

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