こんにちは、大阪市中央区谷町六丁目にあるヤマシタ整骨院院長の山下です。
今回は膝痛についてのブログとなります。
主に膝に対するヒアルロン酸注射について書いておりますので、現在進行形で注射を続けておられる方や、こらから打つかも、という方にご覧いただきたい内容となっております。
お時間のある際に、ぜひ最後までお読みくださいませ。
膝にヒアルロン酸注射 どんな疾患のときに行うの?
「膝が痛くて病院に行ったらヒアルロン酸注射を提案されました。」
「かれこれ5回打ったけどイマイチ効果を感じられない。」
「長らく注射を続けているけどいつまでやればいいんだろう?」
男女ともに膝痛にお困りの方は多くおられます。正座がやりにくい、階段がつらい、長時間歩くと痛い、などの理由からそれらをどうにかしたいと、病院に行かれる方も少なくありません。
病院に行かれると、湿布と痛み止めで様子を見て、というパターンと膝にヒアルロン酸を注射しましょう、というこの2パターンが多いかと思います。
現に、病院でそのような提案をされたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
まず病院でヒアルロン酸注射を行う膝痛にはどのような疾患があるのか見ていきましょう。
主に以下の3つとなります。
・加齢による膝の痛み
・変形性膝関節症
・膝半月板損傷
いずれの診断を受けても、膝へのヒアルロン酸注射、となる可能性があるということです。
膝へのヒアルロン酸注射の効果
では実際に膝にヒアルロン酸注射をやるとなると、気になるのはその効果ではないでしょうか。
「お友達の〇〇さんが注射は効かへんて言ってたのを聞いたんで。」
「最初の何回かは効いた感じやったけどそのあとは変化がありませんでした。」
「週一で5回受けたけど、全然効果が感じらませんでした。」
上記は、実際に当院に膝痛を訴えられて来院された患者さんから伺った言葉です。
例え同じ年代、性別、同じ疾患だったとしてもその効果には個人差があるというのがわかります。
実際に海外のとあるデータでは悪化はしないという前提がありつつ、『あまり効果はなかった』、『ある程度の効果があった』、という二つの意見がどちらとも多く見られた、ということです。
ヒアルロン酸注射の作用
前述の通り、人によって効く効かないというのがあるというのをご理解いただいた上で、ヒアルロン酸を打つとどのような作用があるのかをお話ししていきたいと思います。
ヒアルロン酸というワード、女性の方なら聞き馴染みがあるかもしれませんね。
ヒアルロン酸とは、体内にもともと存在する物質でゼリー状の成分です。ゼリー状だけあってとても強い保水力があるので、それを膝に注射することで関節の動きを滑らかにする働きをしてくれるのです。
例えるなら、経年劣化により動きが悪くなったり錆びついたドアのヒンジ(蝶つがい)に潤滑のための油をさすようなものです。
加齢や変形によって膝の関節の潤滑油である関節液が不足しているところに、外部から継ぎ足しするのがヒアルロン酸注射、ということなんです。
膝へのヒアルロン酸注射が効かないのはなぜ
この説明だけを聞くと、誰に打ってもある程度効果がありそうなものです。では、なぜ効かない人が一定数いるのかを考えていきましょう。
いくつかの理由が考えられます。
・その人の体質やこれまでの履歴によるもの
人によっては注射した成分がすぐに吸収されてしまう場合があるようです。注射してもすぐに吸収されてしまっては、その効果は感じにくくなってしまいます。
また、これまでに何度もヒアルロン酸注射をされている方であれば耐性ができてしまい効果を感じられない方がいます。
・ドクターの腕によるもの
注射してくれるドクターもやはり人です。なので、技術のうまい下手があるのもまた事実です。しかるべき所にヒアルロン酸が注射されなければ効果を得ることはできません。
・症状の状態
文字で見れば同じ変形性膝関節症でも、AさんとBさんの膝の状態は同じではないですよね。
ドクターの判断の是非が加味されますが、症状の度合いによって軽度だと効果は得られても重度だと効果が得られない、このようなことが起こります。
・他の疾患や症状がある
例えば加齢による膝痛だと診断されたものの、詳しく調べたら靭帯や筋肉、神経などの組織の損傷が見つかった、このような場合だと関節内を潤滑させるだけではいけません。
仮に靭帯の損傷があるのであれば、そこをなんとかしないことにはいくらヒアルロン酸注射を打ったとしても膝の痛みは取れません。
・注射をした後の過ごし方
せっかく注射を打ったのに、その直後に仕事だからと重たい荷物を運んだり階段ダッシュをしてしまっては台無しです。
上の例は極端ですし、人によっては致し方ない場合も多々あるかと思いますが、注射後の過ごし方いかんではその効果が無駄になってしまうことがあるということです。
膝に加え体全体の調整も必要
膝だけでなく体全体を診ることも大切です
木を見て森を見ず、ではないですが膝ばかりに執着していては良くなるものもそうならない場合がある、ということを皆さんにお伝えさせていただきたいです。
というのも、体というのは全体の繋がりでスムーズに動かせるようになっています。イメージしていただければお分かりの通り、こと歩行にしても脚だけで行ってはいないですよね。
意識せずに普通に歩いたら、腕も振れば腰回りも動きます。
膝にしてみても、ただ単に加齢によって痛みが出ているんでしょうか。そうだとしたら同級生は皆同じように膝が痛いとおっしゃっていますか?そんなことはないですよね。
もしかすると、いつまでも膝が痛いのには他に原因があるのかもしれません。それは、先にお伝えした通り体の繋がりの中でどこかに不具合が起きている可能性があるのです。
例えば、足首が硬いせいで膝に負担がかかっているのかもしれないですし、股関節に不具合がありそこを庇って膝が代償してくれているのかもしれません。
このように、人によっては体全体を見てそこから不具合のある箇所を探し出し整えていくことで、膝痛が改善する可能性が大いにあるということです。
最後に
もし、病院でヒアルロン酸注射を続けているのにイマイチ効果を感じられない、長らく注射に通っているけどいつまでやらなければいけないんだろう、とご自身の膝に不安を感じておられる方は、一度注射以外の選択肢を考えてみるのもいいかもしれません。
当院でも膝の疾患に対応いたしておりますので、一度森(身体)全体を見てもらいたい、という方はご連絡ください。
(監修:柔道整復師 山下 暢士)
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