ほんとに多い!頭痛持ちの日本人

頭痛って本当にツラいですよね!
デスクワークやパソコンを使ってのお仕事が多い現代において慢性的な頭痛をお持ちの方は日本に3~4千万人に上ると言われています。
日本人の3、4人に一人は何かしらの頭痛を持っているということになります。

こんな人多くないですか?

頭痛薬が手放せない…
頭痛があると仕事や勉強にも集中できないし、何よりきついしツラい。
でも、仕事や学校を休むことは出来ないのでとりあえず鎮痛剤を飲んで何とか凌ぐ。
頻繁に頭痛も出るし鎮痛剤もだんだん効かなくなってきたからもっと強い薬に替えるor薬の量や回数を増やす。
マッサージ屋さんに行っても…
頭痛が出た時はマッサージ屋さんに行って肩・首60分コースでみっちり揉んでもらう。
その時は気持ちいいし楽になったり軽くなる感じはあるが頭痛が取れるかというとそうでもない。
もしくはその時、頭痛がマシになったとしても少しするとまた出てくる。

というように、いずれにせよその場しのぎの対処になってしまい根本的な原因を取り除き頭痛が出ないようにするということにはなっていません。とてもツラい思いをされているのにも関わらずたかが頭痛と、軽く考えてしまってはいませんか?

頭蓋骨ってズレるの?

頭蓋骨は1つの骨でできていると思っている方が多いかもしれませんが、実23個の骨がパズルのピースのように組み合わさり形を成しています。

そのパーツがうまく組み合わさっていれば問題ないですが、あなたの持っている癖や生活習慣などによりズレが生じて頭痛に繋がる可能性があります。

頭蓋骨がズレる要因

頭蓋骨にズレを生じさせる要因としては

  • 食事の際にどちらか一方の顎ばかりで噛む癖がある
  • 就寝時の歯ぎしり
  • 自分でも気づかずに(就寝時にも)やってしまっている噛みしめる癖
  • 骨盤や背骨の歪み
  • 過剰なストレス

etc.

症状(痛み)としては頭に出る頭痛ですが、身体全体のバランスの崩れから頭蓋骨にズレを生じさせ結果的に頭痛を引き起こす場合もあるので、頭痛だからといって頭ばかりを診るのではなく下半身や骨盤・背骨と身体トータルで診ていかなければならない場合も多くあります。

頭痛のあれこれ

頭痛と一口に言っても様々な種類があります。
慢性頭痛ではないものとしては風邪をひいたり二日酔いになった時に出る頭痛がありますが、この頭痛の場合は風邪なり二日酔いが治ればもちろん頭痛も治まりますよね。

その他には脳の病気に伴うものです。
例えばくも膜下出血や脳出血などです。
こういった場合の頭痛は急激に激しい痛みが襲ってくることが多いのでいつもの頭痛(頭痛持ちの方は比較できると思いますので)とは違った痛みだったり尋常ではないほど痛いという場合は即座に医師の診察を受けるか、救急車を呼んで下さい。

そして当院の頭蓋骨矯正の適応となるのが慢性頭痛といわれる「緊張型頭痛」「片頭痛」「群発頭痛」の大きく分けて3つの頭痛です。

緊張型頭痛

デスクワークや細かい作業をされる方などに多くみられますが、頭が締め付けられるような感じで痛みがあったり痛みはなくても頭が重いというのが一般的な症状です。
このタイプは首や肩周り、頭の筋肉が過度に緊張して起こります。首や肩こりや眼精疲労のある方が発症することが多いです。

片頭痛

私も以前は片頭痛持ちでたまーに起こることがありましたが、この頭痛の特徴としては片側もしくは両方のこめかみあたりにかけて脈打つようにズキンズキンと痛みます。一旦痛みだすと長い人だと2、3日続くこともあります。
また、ひどい方の場合は吐き気を伴うこともありとても辛い頭痛のタイプです。

群発頭痛

群発という単語からもわかる通りある時期に集中して起こる頭痛です。
そして一度痛みが出だすと1~2ヶ月くらいは続きます。

緊張型や片頭痛に比べると患者数は少ないですが一度起これば毎日のように症状が出ます。
片頭痛と同じように片側だけが痛み、痛みとしては“目の奥がえぐられるようだ”、とか“キリで刺されるようだ”と表現され耐え難い痛みだと言われています。

片頭痛では動くと痛みが増長しますが群発頭痛では動くと痛みが紛れるという特徴があります。
ですから痛みのあまりじっとしていられずに、動き回ったり時には壁に頭を打ちつけたりといった行動をとる方もいるようです。

頭蓋骨矯正治療
以前は僕自身も片頭痛持ちだったので頭痛の辛さは十分に理解しています。

頭痛が起こる原因は様々で、肩や首に原因がある場合やそもそも体全体のバランスや姿勢から治していかなければならないものもあります。

ですから、頭痛で来院された方でも身体をトータルで診てチェックし、頭蓋骨矯正だけではなくその他の治療法と併せることでより早くスムーズに症状を改善させることが可能になります。

(柔道整復師 山下暢士 監修)

インターネット予約はこちら
電話予約はこちら