こんにちは、大阪市中央区谷町六丁目にあるヤマシタ整骨院院長の山下です。
今回は外反母趾についてのブログとなります。
女性に多い外反母趾。
「おしゃれな靴が履けないのがつらい」
「親指の付け根が靴に当たって痛い」
「足裏のタコが治らない」
変形が進行すると親指の脱臼や最終的には手術が適応される場合も・・・
そもそもなぜ外反母趾になるのか、そのあたりをお伝えできればと思います。
外反母趾で足の親指の変形にお困りの方はぜひ最後までご覧ください。
外反母趾とは
足の親指が小指側にくの字に変形してしまうのが外反母趾です。
小指側にくの字に変形することで、親指の付け根が出っ張った状態になり痛みや腫れを伴うようになります。
外反母趾になる原因
原因は足の構造の崩れ
結論から言いますと、足の構造の崩れが外反母趾の原因となります。
では、足の構造の崩れとは、具体的にどのようなことを言うのかをご説明いたします。
そもそも足の骨はアーチ状の構造をしています。そして、それを支えているのが主に筋肉や靭帯です。
足にはアーチが3つあり、内側縦アーチ、外側縦アーチ、そして横アーチです。
これらのアーチが何かしらの要因により崩れることで外反母趾を引き起こすことになります。
また、この足自体のアーチ構造の他に、足首の状態が外反母趾の原因になることがあります。
足のアーチの崩れ以外の原因は回内足

その足首の状態というのが、回内足です。
回内足とは、かかとが内側に倒れ重心が内側に偏ってしまう状態を指します。
回内足を後から見ると足首がくの字のように見えるのが特徴です。
要は、足や足首が正常な状態から逸脱してしまうことが外反母趾の原因となるのです。
なぜ足の構造が崩れると外反母趾になる?
では、なぜ足や足首の構造が崩れると外反母趾になるのでしょう。
まず足のアーチですが、縦のアーチが崩れると扁平足、横のアーチが崩れるのが開張足と言います。
扁平足は聞き馴染みがある方もおられるかと思いますが、内側縦アーチが崩れ土踏まずが下に落ち込んだ状態です。
開張足は足のつま先側の前足部のアーチが崩れ、横に広がってしまった状態を指します。
開帳足になると足指の甲の部分にある骨(中足骨)が横に広がり、それに伴い親指が筋肉や靭帯に引っ張られることで徐々に内側に曲がっていってしまいます。
扁平足の場合、土踏まずが落ち込み重心が内側、すなわち親指側に偏ってしまいます。そうなることで、親指を広げる働きをする筋肉への負担が大きくなります。その状態が続くといずれその筋肉は硬くなってしまいます。
それと同時に、重心が内側に偏ることで開張足と同じように中足骨が横に広がってしまいます。扇子を広げるような感じで扇状に広がるとイメージしていただくと、親指の中足骨はまさに外反母趾のそれになります。
次に足首が内側に倒れる回内足ですが、これも結局は重心が内側に偏ることで前述した扁平足と同じ機序で外反母趾へと繋がるのです。
足の構造を崩れやすくする要因
足の構造の崩れが外反母趾を引き起こすのはお分かりいただけたと思いますが、足の構造の崩れの要因は様々です。
・靴
足の疾患なだけに靴は非常に重要です。自分の足に合っていない靴は構造の崩れにつながります。
具体的には、サイズが大きく靴の中で足が動いてしまったり、先が細くなっている靴、ヒールの高い靴などです。
また、靴のみならず靴下にも注意が必要です。あまりにも指先の締め付けがきつくなるようなものは避けるようにしましょう。
・筋力の低下
足の構造を保つための筋力が衰えると、アーチが崩れたり足首が内側に倒れてしまいます。
筋力が低下する要因として、加齢によるものや使いすぎが挙げられます。
・体重増加
大幅な体重増加はよくありません。上からの大きな負荷が足にのしかかりアーチを押し潰してしまいます。
・外傷や病気
ケガによって骨や靭帯、筋肉を損傷してしまったり、関節炎や変形性の疾患などが影響する場合もあります。
最後に
いかがだったでしょうか。
外反母趾になってしまったのは、ヒールが高くて先が細い靴を履いているのが原因とお思いの方もおられるかと思います。
でも、同じ条件の方全員が外反母趾になるのかというとそういうわけではないですよね。
毎日のようにヒールを履いていても外反母趾にならない人もいれば、たまにしか履かないのになってしまう方もいる。
これにはいろんな因子が絡まり合っていると考えられます。
例えば、ヒールは履かないけどサイズが大きい靴を履いていて、これまで運動をほとんどやってきておらず筋力が弱い。
学生時代に足のケガをたくさんした。足の甲の骨が折れたこともあるし、足首の捻挫は覚えてないくらい何回もやっている。そして、社会人になってからは運動習慣もなくなり体重がかなり増えてしまった。
これらのように、いくつかの要因が重なり合って足の構造の崩れが起こりやがて外反母趾になっていってしまうのです。
外反母趾になった要因を知り、さらには今以上に酷くならないようにしたいとお考えの方は一度当院にご相談ください。
(監修:柔道整復師 山下 暢士)
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