歩きだすと脚の付け根が痛い!変形性股関節症の方にやっていただきたい自宅でできる簡単ストレッチ3選

こんにちは、大阪市中央区谷町六丁目にあるヤマシタ整骨院院長の山下です。

今回は股関節の痛みを訴えられる方のなかでも特に多い、変形性股関節症について書いていきたいと思います。

 

「なにかの拍子に脚の付け根が痛む」

「イスから立ち上がる時に股関節が痛い」

「股関節の動く範囲が狭まってきた」

 

股関節は骨盤と脚とをつなぐ大事な関節です。この関節の痛みが進行すると、お仕事や日常生活にも影響が出てくる可能性も考えられます。

 

症状が進行し痛みが強くなったり動かせる範囲が狭くなってくると、最終的には人工股関節に入れ替える手術をすることになるかもしれません。

 

そのような事態になることを防ぐ意味でも、今回のブログがお役に立てるかもしれません。

 

変形性股関節症による脚の付け根の痛みにお困りの方は、ぜひ最後までご覧くださいませ。

 

 

変形性股関節症とは

60代以降の女性に多いとされる股関節の疾患です。

 

股関節を構成する骨盤側にあるお椀状のくぼみと、太ももの骨のボール状の骨頭それぞれの表面を覆っている軟骨がすり減りクッションの役割が徐々に失われていきます。

 

そうなることで骨と骨がこすれ合い脚の付け根やお尻、太ももの前あたりが痛くなります。

 

初期であれば痛みというよりかはなんとなく股関節に違和感がある、というような方が多いです。

 

また痛くなるといっても、常に痛いわけではなく歩き出す時だけ痛かったり、長時間歩いた時に痛む、椅子から立ち上がる時が痛い、とこんな感じです。

 

常に痛いわけじゃなく動き出す際だけが痛いとしても、それはそれで気になるし鬱陶しいと思います。

 

お仕事や日常生活のみならず、ショッピングや旅行に行きたくても長時間歩くと痛くなるという頭があれば、行動に移すことをためらってしまうかもしれません。

 

話が少し逸れてまいましたが、変形性股関節症を簡単に言うと、股関節の関節軟骨(クッション)がすり減って骨同時がこすれ合い痛みが起こる、そんな病気です。

 

 

なぜ股関節の変形が起こるのか

中高年の女性に多いといっても、その年代・性別の方でも変形しない方はしないし、男性でも変形性股関節症にお困りの方はおられます。

 

では一体、どういう方やどういった要因があると股関節の変形が起こりやすくなるのかを見ていきたいと思います。

 

・加齢と軟骨の摩耗

年齢を重ねることで股関節の軟骨は自然と摩耗し、骨同士が直接こすれ合うことで変形が起きやすくなります。

 

•臼蓋形成不全などの先天的要素

生まれつき股関節の受け皿(臼蓋)が浅い場合、関節への負担が増え、軟骨が早くすり減るため若年でも変形しやすくなります。

 

•肥満や過度な負荷

体重増加や重いものを持ち上げるようなお仕事や生活習慣が続くと、股関節への負担が大きくなり変形するリスクが高くなります。

 

•筋力低下や運動不足

股関節周りの筋肉が弱ると関節へのサポートが減り、負担が大きくなり変形につながります。

 

•外傷や他の疾患の影響

過去の骨折や脱臼などのケガ、関節リウマチなども股関節の変形につながる場合があります。

 

 

変形性股関節症の方が自宅で安全に行えるストレッチ

変形性股関節症では「動かすと悪化するのでは?」と不安に思う方がおられるかもしれません。

 

確かに間違った動かし方をすると余計に痛くなってしまうことがありますが、逆に安静にしすぎて関節周りの筋肉が硬くなってしまってもいけません。

 

なので、正しい方法で股関節を動かすことが大事なのです。

 

固まった関節まわりの筋肉をやわらかくすることで、痛みの軽減や歩きやすさにつながります。ここでは、自宅で安全に行えるストレッチの方法をご紹介します。

 

・太もも前(大腿四頭筋)のストレッチ

1.壁や椅子に手をつき、バランスを取ります

2.片方の足首を持ち、かかとをお尻に近づけます

3.太ももの前に伸び感が出たら20秒キープ

4.反対側も同様に行いましょう

※腰が反らないようにし、痛みのない範囲で行いましょう。

 

・お尻(臀筋)のストレッチ

1.椅子に浅く座ります

2.片足をもう一方の膝に乗せ、ゆっくり前へ倒します

3.お尻の外側が伸びているのを感じたら20秒キープ

4.反対側も同様に行いましょう

※背中を丸めすぎないよう意識し、呼吸は止めずに行いましょう。

 

・内もも(内転筋)のストレッチ

1.椅子に座り、足を肩幅より少し広く開く

2.片肘を内ももに軽く当て、外へ押しながら前に体を倒す

3.内ももが伸びるところで20秒キープ

4.反対側も同様に行いましょう

※強く押さず、痛気持ちいい範囲で行いましょう。

注意点

・痛いくらいまでやらないようにしましょう。

・1日1〜2回、習慣として続けるのが大切です。

・呼吸を止めずに、リラックスしながら行うようにしてください。

 

 

最後に

「階段を下るのが痛い」「イスから立ち上がる時に痛みがある」など、動かす際に痛みが起こるので、どうしても動かすのがダメなんじゃないかとお考えの方がおられるのもわかります。

 

ですが前述した通り、あまりに動かなさすぎては関節周りの筋肉が硬くなっていくばかりです。

 

もちろん痛みの出る動きは避けるべきですが、適切に動かすことで硬くなった筋肉がほぐれて痛みが和らぎ動かしやすくります。

 

ぜひ今回お伝えしたストレッチを普段の生活のなかに取り入れていただくことで、股関節の健康の一助になればと思います。

 

ストレッチを続けても、なかなか動きが良くならなかったり痛みが和らいでこない場合は信頼のおける医療機関で診てもらうことをお勧めいたします。

 

もちろん当院でも変形性股関節症の施術を行っていますので、股関節の痛みや硬さにお困りでしたら一度ご相談ください。

(監修:柔道整復師 山下 暢士)


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