肘の内側が痛いゴルフ肘 40代男性の症例とストレッチ法のご紹介

こんにちは、大阪市中央区谷町六丁目にあるヤマシタ整骨院院長の山下です。

今回も前回に引き続き、ゴルフ肘に関するブログとなっております。

 

当院の患者さまの実際の症例やストレッチ法をお伝えできればと思います。

 

ゴルフ肘による肘の内側の痛みにお困りの方はぜひ最後までご覧ください。

 

肘の内側が痛くなるゴルフ肘とは

ゴルフと縁がない場合ゴルフ肘というワードさえ聞いたことがない、そんな方もおられるかもしれませんが正式名称は上腕骨内側上顆炎と言います。

 

ゴルフ肘は肘の内側に痛みが起こる疾患で、正式名からも分かるとおりなんらかの要因によって炎症が起きている状態です。

 

ゴルフのスイング動作で多く起こるのでゴルフ肘という通称が付けられていますが、なにもゴルフをする人だけがなるわけではありません。

 

同じスポーツだとテニスや野球でも起こりえますし、日常生活やお仕事などで指や手首を頻繁に使ったりすることで肘の内側に痛みが生じることがあります。

 

肘の内側の痛みが主な症状ではありますが、状態によっては前腕や手首にまで痛みが広がることがあります。

 

マッサージで余計に痛みアップ↑ 肘が痛くて思うようにゴルフができない男性患者さま

仕事の付き合いでゴルフを始めゴルフ肘になってしまった40代の男性患者さん

ゴルフ肘による肘の内側の痛みにお困りで受診された40代男性患者のHさん。

 

Hさんのお母さまが以前当院を受診されたご縁があり、そのお母さまからのご紹介での受診となりました。

 

Hさんがご自身の肘に異常を感じはじめたのが当院を受診される3ヶ月ほど前とのこと。さらにその約2ヶ月前からゴルフを始められたそうです。

 

仕事上のお付き合いでゴルフをやっておいたほうがいいとの理由で始められたそうですが、いざ始めてみたらすっかりとハマってしまったそうで熱心に打ちっぱなしに通われていたようです。

 

右肘内側のマッサージを行い炎症増大

Youtubeや書籍でスイングやフォームなどを勉強したまにラウンドと、そうこうしているうちに右肘の内側にちょっとした違和感を覚えるようになったとのことでした。

 

しかし違和感程度だったことも手伝って、練習やラウンドを控えることをされなかったHさんの右肘はだんだんと悪い方へいってしまいました。

 

最初の違和感はいつの間にか痛みに変わり、さらには余計に痛みが増してしまうような出来事があったようで、それがマッサージです。

 

どういうことかと言いますと、肘の痛みについて同僚と話したときにマッサージを提案されたとのことでした。というのもその同僚も過去にゴルフ肘になったことがあるそうで、その際にマッサージ店に行ったり自身でマッサージを行い改善していった経緯があるそう。

 

同僚の話を受け、3回マッサージ店に行かれたHさん。なんと1回目にマッサージを受けたあとから余計に痛くなっていたとのことでした。そこで行くのをやめなかった理由として、お店側から揉み返しがあるかもというのを聞いていたことと、同僚もある程度の回数は通ったとの話から続けることにされたそうです。

 

マッサージを止め整骨院へ

そして、2回3回と続けるうちにどんどんと痛くなっていき「これはさすがに何かおかしいのでは?」と思い、マッサージ店に行くことをやめられその後にお母さまから勧められ当院の受診に至ったということでした。

 

病院に行くことは考えなかったのかを伺いましたが、これにも同僚の方が関係しており、その同僚は病院にかかりゴルフ肘との診断をされるも、安静の指示と湿布、痛み止めの飲み薬を出されただけだったとのことで、Hさんご自身の判断として行く必要なしとなったそうです。

 

問診時にHさんから、なぜマッサージに行って余計に痛くなったのかを聞かれました。Hさんから伺った情報をもとに考えられるのは、刺激が強すぎたんだと思います。

 

マッサージをしてくれた人は3回とも同じ男性で、結構ガッツリと強めに肘周辺や腕をマッサージされたそうです。マッサージに行き出したのはHさんの肘の違和感が痛みに変わっていたころみたいなので、肘の内側の筋肉がしっかりと炎症を起こしていたときだと思われます。

 

そんなときにガッツリと強い刺激でマッサージをされるとどうなるのかというと、炎症症状が余計に酷くなってしまいます。例えるなら、思いきりグニっと捻って捻挫し、腫れて熱を持ち痛みのある足首をガシガシ揉み倒されるようなものです。どうですか、想像しただけで良くなるどころか余計に痛くなってしまいそうではないですか。

 

例えは極端ではありますが、同じようなことがHさんの右肘で行われてしまったといことです。

 

一つお伝えしておくと、マッサージが全て悪いということではありません。適切に行われればよかったのですが、今回に限っては行うタイミングや強度が悪かったということです。

 

そういったところをお伝えしつつ、各種検査や治療方法などをご説明し施術を進めていきました。

 

ゴルフのパフォーマンスアップと再発予防

また、Hさんのお仕事はデスクワークが大半でひどくはないものの肩こりや腰痛も持っておられたので全体的にも調整を行っていくことにしました。ゴルフをする上で、体全体のバランスも大切になってくるのでパフォーマンスアップも見込め一石二鳥です。

 

結果的に5回目の来院時にはゴルフ肘は改善し、その後はゴルフ肘の再発予防と全身の調整を兼ねて月に1回受診されています。

 

そもそも、Hさんがゴルフ肘になってしまった要因として初心者あるあるかと思いますが、手打ちになってしまっていたりグリップが強すぎたり、フォームが安定していなかったりといったことが考えられます。

 

ゴルフ以外ではお仕事でのパソコン作業の多さもあって、どうしても手や腕にかかる負担が大きかったのだと思います。

 

 

ゴルフ肘の方におすすめのストレッチ

1.右の手のひらを上に向けた状態で腕を体の前に伸ばします

2.左手で右手の指先をつかみ、指先を床のほうに向けるように押し下げます

3.その状態で15〜20秒キープします

※ストレッチは気持ちいいくらいでキープしましょう。

ストレッチして痛みが出るようなら無理せず中止してください。

 

 

最後に

いかがだったでしょうか。ゴルフでなる方もいれば、ゴルフ以外でなることもあるゴルフ肘。

 

今回ご紹介したHさんの場合は、ゴルフ7割デスクワーク3割の複合型といった感じでしょうか。

 

発症の原因はともかく、一番いいのは違和感の時点で対処することです。然るべきところで治療を受けられるのがベストですし、Hさんのようなパターンであれば一番肘に負担をかけているであろうゴルフを一旦止める、というのがとても大切です。

 

痛みを押してゴルフを続け、なかなか改善しないままストレスのある状態でプレーするほうがいいのか、はたまた違和感程度のときに一旦ゴルフをストップさせすぐに治療を開始し早期に改善し再開出来るほうがいいのか。

 

大抵の場合は前者を選ばれるのではないでしょうか。色々と事情がある方もおられるので、一概には言えませんがゴルフ肘に関わらずケガや痛み・不調は、早期に施術を開始するに越したことはありません。

 

もしゴルフ肘による肘の内側の痛みにお困りの方は、今回ご紹介したストレッチをやってみてください。それと併せて肘の負担になっていることをなるべく減らしていただければ良くなっていくかもしれません。

 

改善が見られないのであれば、第三者の手を借りるのが賢明です。もちろん当院でも診させていただけます。ぜひ一度ご相談くださいませ。

(監修:柔道整復師 山下 暢士)


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