こんにちは、大阪市中央区谷町六丁目にあるヤマシタ整骨院院長の山下です。
「物をつかんで持ち上げると肘の内側が痛い!」
「肘の内側がなんだか腫れていて押すと痛い。」
「肘が痛くてゴルフのスイングが思い切りできない。」
このように肘の内側の痛みにお悩みの方がおられるのではないでしょうか。
今回は上腕骨内側上顆炎、いわゆるゴルフ肘の原因についてお伝えできればと思います。
肘の内側の痛みにお困りの方は、ぜひ最後までご覧くださいませ。
ゴルフ肘(上腕骨内側上顆炎)とは
ゴルフと縁がない場合ゴルフ肘というワードさえ聞いたことがない、そんな方もおられるかもしれませんが正式名称は上腕骨内側上顆炎と言います。
ゴルフ肘は肘の内側に痛みが起こる疾患で、正式名からも分かるとおりなんらかの要因によって炎症が起きている状態です。
ゴルフのスイング動作で多く起こるのでゴルフ肘という通称が付けられていますが、なにもゴルフをする人だけがなるわけではありません。
同じスポーツだとテニスや野球でも起こりえますし、日常生活やお仕事などで指や手首を頻繁に使ったりすることで肘の内側に痛みが生じることがあります。
肘の内側の痛みが主な症状ではありますが、状態によっては前腕や手首にまで痛みが広がることがあります。
肘の内側が痛くなるメカニズム
肘の内側に痛みが生じる具体的な理由ですが、主に手首や指を曲げる筋肉の使いすぎや繰り返しの負荷がかかると、その筋肉の付け根が肘の内側の骨を引っ張り、そこに炎症が起こるということです。
手首や指を曲げる筋肉が付着するところが上腕骨にある内側上顆という場所で、そこに炎症が起こるので上腕骨内側上顆炎という名称になっているわけです。
「ゴルフしないのにゴルフ肘ってなるんですね!」40代の女性保育士さんのお話
肘の内側の違和感がだんだんと痛みに
右肘内側の痛みにお困りで来院された40代女性患者さんのNさん。Nさんのお仕事は保育士です。谷町六丁目に住まわれており、ネットで当院を見つけてくださりご予約〜ご来院となりました。
右肘の痛みはご来院される1ヶ月ほど前からとのことで、詳しくお話を聞かせていただきました。
一番最初にNさんが異変を感じたのはお仕事中。よくよく思い返すと、肘の内側になんとなく違和感があったかもということでした。
少しの違和感のみで病院や治療院に行く方は稀ですが、Nさんも日々の忙しさも手伝ってそのままにしていたところ、気がついたら違和感から痛みに変わっていたそうです。
そこまで詳細には覚えておられませんでしたが、何せ最初違和感だったのがいつのころからか痛みとして認識するようになり、そこからさらに日が経ってしまい当院への来院につながる、そのような流れです。
肘の痛みがひどくなって仕事ができなくなるかも!
なぜ整骨院を受診しようと思われたのかを伺うと、このまま放っておいても治る感じがしないし、それどころかもっとひどくなったら仕事ができなくなるかも、とのご不安があったようです。
また当院を選ばれた理由として、自宅から近かったし遅くまでやっていて仕事帰りでも通えそうというのと、ホームページを見てしっかりと診てもらえそうと思った、とのことでした。
話は戻りますが、Nさんの保育士歴は20年強です。ベテランの域に入っているNさんの現在の担当は0歳児。同じ保育士でも0歳と5歳を担当するのでは労力や仕事内容は全然違います。
0歳児だと抱っこすることも多いし、着替えや食事、身の回りのお世話全般を見ないといけません。細かいところでは、赤ちゃんが飲食物を戻してしまったらフキンや雑巾で拭いては洗って絞っての繰り返し。
とにかくやることも多いので、その分手を酷使する場面が多々あります。
保育士の仕事柄、手の使いすぎでゴルフ肘に
なぜNさんが右肘の上腕骨内側上顆炎になってしまったのかというと、赤ちゃんの抱っこや雑巾しぼり、その他お世話全般の多くのことで手首や指を曲げる筋肉を長期にわたり酷使してこられたからでしょう。
今回0歳児を担当するのは久しぶりとのことで、そのあたりのことも関係していると思われます。
問診と検査を終えゴルフ肘だとお伝えすると、「ゴルフしないのにゴルフ肘って面白いですね!」とおっしゃっていたのがこちらも面白く感じ鮮明に覚えています。
問診〜検査のあと施術方法をお伝えし、実際に施術を進めていきました。
Nさんは過去にギックリ腰や足首の捻挫などで整骨院に行かれたことがあるようで、場慣れされておられたこともありスムーズに物事を進めていくことができました。
施術としては、手首や肘の関節の調整に加えそれに関わる筋肉を緩める手技を行いました。
施術を重ねることで、関節と筋肉の関係が正常になっていき、併せて血流が良くなることで肘部に酸素や栄養が行き渡ります。そうなることで、肘の痛みもだんだんと良くなっていくのです。
最終的に、Nさんのゴルフ肘は計5回の施術で改善し痛みなくお仕事ができるようになりました。
その後はというと、そこまで酷くはないものの肩こりや腰痛があるということ、過去に数回ギックリ腰をしていること、そして昔のように若くないのでケアは必要だと感じておられるそれらの理由から、定期的にメンテナンスに来られています。
Nさん的にはまだまだ現場でバリバリやっていきたいということなので、こちらはそのためのサポートを最大限やっていきたいと思います。
最後に
いかがだったでしょうか。
利き腕の肘が痛いとなると、状態によっては日常生活やお仕事に支障をきたしかねません。
ですが、少し違和感がある程度のときに医療機関を受診される方が多くないのもこれまた事実です。
そうなると、今回のNさんのように痛みが気になるようになってから受診、というパターンになってしまうかと思います。
それはそれで仕方ないと思いますが、それでも欲を言えば少しでも早く受診していただければその分改善も早くなります。
ですので、もし現状肘の内側の痛みや違和感がある方はこれ以上ひどくなってしまう前に医療機関の受診をお勧めいたします。
信頼できる医療機関がない方は当院にご相談いただけましたら幸いです。
(監修:柔道整復師 山下 暢士)
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