腕のだるさや痛みをともなう肩こりの原因と解消ストレッチ

こんにちは。大阪市中央区谷町六丁目にあります、ヤマシタ整骨院院長の山下です。

今回は肩こりがあり、さらに腕のだるさや痛みがある場合の原因やストレッチ方をまとめております。

 

該当する方が意外と多い症状です。肩こりで腕にまで症状がある方はぜひ最後までご覧くださいませ。

 

肩こりで腕のだるさや痛み!腕にまで症状が出るのはなぜ?

腕のだるさや痛みの原因とは?

肩周辺や首にこり感があり、さらに腕のダルさや痛みを訴えられる方は少なくありません。また腕全体に症状がある方もいらっしゃれば、肘より上、肘より先といったように症状を感じる部分が限定的な場合もあります。

 

それらは、肩や首と同様に腕までもこってしまっているからかもしれません。日常生活において手指を含め腕の使用頻度は相当なものです。なので、知らず知らずのうちに疲れが溜まり、やがてだるさや痛みとして現れることがあるのです。

 

どのような動作が腕こりの原因?

では、具体的に日常生活のどのような動作が原因で疲れが蓄積していくのか見ていくことにしましょう。

 

・パソコン、スマホの使用

短時間の使用はさほど問題ではありませんが、毎日のように長時間使う場合は腕こりの原因になり得ます。

 

パソコンのタイピングやマウス操作、スマホを手に持っている時間が長くなるとそれだけで手指や腕はかなり疲れてしまいます。

 

特にお仕事の大半がパソコン作業の方は自覚がなくとも腕がこっている可能性大です。

 

 

・荷物が重い

例えば引っ越し屋さんや宅配業者さんなど、お仕事上重い物を持つことが多い方は腕がこりやすいです。そのほかには、通勤時のカバンや毎日の買い物の荷物が重い方も注意が必要です。

 

 

・パソコンやスマホ以外の手作業

例えば趣味で手芸や園芸、ペンや筆を持つ作業を頻繁にされる場合でも腕こりになってしまう場合があります。

 

重い物を持つことは腕への負担が大きいというのは理解しやすいと思いますが、手先だけを使い腕をあまり動かさない作業の場合でも腕はしんどくなりやすいです。

 

座りっぱなしが続き足がだるく感じたりしたことはないですか。要はアレと一緒です。使いすぎや動きすぎもしんどいですが、使わなさすぎ動かなさすぎでもしんどくなりますし、筋肉がこってしまう場合があります。

 

 

・家事や育児

毎日の洗濯や炊事、育児が意外と腕に負担がかかっているという方もおられるかと思います。洗濯後の濡れた衣類は重たいですし、調理や食べた後の片付けも結構腕を使います。

 

また、赤ちゃんを抱っこしたりご自宅で介護をされている方は介助をしなければならずかなり腕を使います。

 

中にはお孫さんの抱っこもよくするしご高齢の親御さんの在宅介護もされている方もおられるでしょうから、そういった場合の腕の疲労は相当なものです。

 

 

腕こりで肩こりが余計にひどくなることも

肩こりがあるから腕にだるさや痛みが出るのではなく、なんらかの要因で腕がこった結果、肩こりになったりひどくなったりするほうが格段に多いのです。

 

なぜかというと、パソコン作業にしろ家事にしろ多くの場合で腕を内側に捻って使っていることが多くそれが原因で腕自体が疲れやすくなったり姿勢が崩れたりするからです。

 

腕を内側に捻っている、とはどういう状態か?一度、普通に立ってみてください。そうすると、手はどうなっていますか。意識せずに腕をダランとすると、手のひらが太ももの外側につくような形になりますよね。

 

その状態から手の甲が前を向くように手を動かすと腕を内側に捻っている状態となります。このような状態でしばらくの間じっとしていると、人によってはものの数分で腕がだるくなる方もおられるでしょう。そのくらい人にとっては不自然な状態だということが言えるのです。

 

腕が内側に捻れていると、腕の付け根である肩が前に入る、いわゆる巻き肩になってしまいます。そこから背中が丸くなったり首が前に出たりして猫背姿勢になり、肩や首のこりが悪化してしまうのです。

 

 

腕こりのチェック

腕こりかどうかをチェックしよう!

1 両腕を真横に上げます。

2 肘を曲げます。

3 指先で肩を触れるくらいまで手首を曲げます。

4 この状態で30秒キープします。

 

このチェック方法を行い、だるさやキツさなく30秒間キープできれば問題ありません。しかし、30秒以内でキープするのがキツかったりだるさ、つらさ、痛み等が現れた場合は腕の疲労度が高く腕こりの可能性が高いです。

 

慢性肩こりで腕までだる痛いと訴えられていた50代女性患者さま

30歳から続くひどい肩こり

慢性的な肩こりにお困りで来院された50代の女性患者さまのMさん。フルタイムで働きながら、家事もバッチリとこなされています。

 

そんなMさんのお仕事はパソコンなどのデスク作業と会社の倉庫で荷物を扱ったりすることが半々くらいだそうです。10年以上そのようなお仕事をされており、肩こり自体は30歳くらいからありその頃と比べると今のほうが症状がひどくなっているとのことです。

 

だるさがハンパない両腕

そして、今回は肩こりだけにお困りで来られたのではなく両腕ともにだるさが半端なくてどうしようもないと訴えられていました。これまでも、肩こりがつらくてどうしようもないことはあっても、腕が今回のようにダルくなったことはなかったそうです。

 

心配になったMさんは、整形外科に行かれたそうです。そこでは血液検査や画像検査など一通り検査を行った結果、特に問題はなかったそうで薬だけもらって帰ってきたそうです。

 

どんな薬をもらったのかは細かくは把握されていませんでしたが、おそらく筋肉を柔らかくする薬やビタミン系の薬を処方されたのではないかと思います。

 

出された薬をしっかりと飲まれ、腕の症状が少しマシになったように思うけどそれでもまだまだダルいとのことで整骨院の受診を考えられ、ご自宅が谷町六丁目ということもありネットで当院を探されご連絡くださいました。

 

倉庫作業で腕こりが加速

Mさんの腕のダルさについて、問診時にわかったことがありました。倉庫で荷物の取り扱いがあると伺いましたが、以前はやっておられなかったとのこと。人が辞めてしまったことでMさんの仕事の配分や作業内容が変わり、倉庫内作業をするようになったということでした。

 

その作業をやり出したのは3ヶ月ほど前からだそうで、腕のダルさが気になりだしたのはここ1ヶ月ほどとのことでした。

 

聞けば、女性が持つにはなかなかに重たいものも多いそうで、Mさんの腕にも相当負担がかかっていたと思われます。

 

これまではそこまで腕力を使うようなことがなかったのに、急に重たいものを持つことが増えたことが腕のダルさにつながったのでしょう。それに、倉庫内作業をやりだすまではパソコン作業やデスクでの仕事が多く腕に症状こそ出ていませんでしたが、すでに“腕こり“の状態であったと推測できます。

 

言うなれば、倉庫内作業が始まる前にすでに腕がダルくなる一歩手前くらいだったところに、重たい荷物の取り扱いがとどめの一発になったいったところでしょうか。

 

そういったお話をしていると、Mさんは「思い返したら、(倉庫内作業をやる前から)たまに腕がしんどくなることはちょくちょくあったかも!」とおっしゃっていました。このことからもわかる通り、日常的に腕こりの状態にあったのでしょうね。

 

娘から姿勢の悪さを指摘され凹む

一通り、問診を終えたあとは検査を行いました。問診時にご本人が「姿勢が悪いことが気になる」とおっしゃっていた通り、猫背気味なMさん。

 

娘さんからも「ママ、姿勢悪いよ!」と指摘されかなり凹まれたとのことで、肩こりや腕のダルさに加え姿勢をよくしたいと切望されていました。

 

姿勢は長年のデスクワークで猫背になってしまっており、一朝一夕に改善するわけではありません。しかし、姿勢を改善していけば頑固な肩こりも徐々に良くなっていきます。

 

そういったことをMさんにお伝えしつつ、施術を進めていきました。腕のダルさに関しては、内側に捻れてしまっている腕を整体治療にて元の状態に戻していきました。

 

腕の捻れを解消し猫背の矯正をしていけば、巻き肩も改善されます。このように背術を進めていけば、腕のダルさ、肩こりともに良くなっていきます。

 

初診時、実際にMさんにも腕の捻れや猫背の施術前と後の写真を見比べていただきましたが、「えっ、こんなに変わるんですか?」と驚かれていました。

 

Mさんの場合、腕のダルさは2回の施術でなくなり、肩こりは姿勢が良くなるにつれて段々と軽くなってきているとのことです。現在、肩こりの施術を継続中ですが、「もう娘に姿勢のことで言われることがないように頑張ります!」と真面目に通院していただいております。

 

 

 

 

肩こり+腕のだるさや痛みがある方にやっていただきたい解消ストレッチ

ストレッチを行い、血流を良くし疲労物質など老廃物を流し腕こり解消!

 

二の腕のストレッチ

1、両腕を上にあげる

2、左腕を曲げる

3、右手で左肘を掴む

4、掴んだ左肘を右方向に引っ張る

5、その状態で10〜15秒キープする

6、反対も同じように行う

 

 

 

二の腕のストレッチです。

肘を引っ張る際は、無理せず気持ちいい程度で行いましょう。

息を吐きながら引っ張るようにしましょう。

後ろ手ストレッチ

1、体の後ろで両手を組みます

2、後ろ手に組んだ腕を下から上にゆっくりあげます

3、あがる所まであげたら10〜15秒キープ

4、上げ下げを5〜10往復、行う

 

行う際は、胸を張って顔は少し上向きで行いましょう。

後ろで組む手は、できれば手のひらを外に向けて組んでください。

腕の疲労や痛みが強い場合は、手のひらを外向けに組むだけでかなりつらいと感じる方もおられるかと思います。

その場合は、手のひらが内側に向く組み方で行ってください。

下から上にあげる際は、反動をつけずにゆっくりと行うようにしましょう。

 

 

肘から先、内側のストレッチ

1、左腕を体の前で伸ばします

2、伸ばした左手の手のひらが上向きになるようにします

 

3、右手で左手の指先を甲に近づけるように10〜15秒押す

 

4、反対も同じように行う

 

それぞれの指先を甲側に押す際に、伸ばしている方の肘が曲がらないように注意してください。

指先を押した際に、腕の内側が気持ち良く伸びていると感じるところでキープしましょう。

指先を押しすぎると手首を痛めてしまいかねないので、無理なく行ってください。

 

 

 

最後に

いかがだったでしょうか。腕の使い過ぎ、使わなさ過ぎ、いずれの場合でも腕こりが起こり腕のダルさや痛みにつながることが考えられます。

 

さらには腕のこりから肩こりがひどくなる場合もありますから、油断は禁物です。

 

元々、肩こりがある方で腕にまで症状が現れた場合は、なんらかの要因により腕こりが悪化している可能性がありますので、その際は信頼できる治療家の先生にご相談されることをお勧めいたします。

 


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