五十肩だと思っているその症状、実は腱板断裂かもしれません

こんにちは。大阪市中央区谷町六丁目にあるヤマシタ整骨院、院長の山下です。

 

今回は肩の疾患で当院を受診された患者さまのお話を元に書いていきたいと思います。

 

こちらの患者さまは右腕があがらず五十肩かもしれないとお問い合わせいただきご予約を取られ来院されました。いざ来院され問診や検査を実施したところ五十肩ではありませんでした。結論から言いますと腱板断裂でした。

 

過去に腱板断裂を経験された方は別として腱板や腱板断裂というワードは聞いたことがない方がほとんどかと思います。

 

まず腱板を簡単に説明すると肩関節を安定させるために働く4つの筋肉で別名、ローテーターカフとも言います。腱板はインナーマッスルと言われる肩の内側にある筋肉でその外側は僧帽筋や三角筋といったアウターの筋肉に覆われています。

 

先述した患者さまはこの4つある腱板のうちの1つが断裂したことで肩があがらなくなっていたんです。

 

前置きが長くなってしまいましたが今回は肩があがらない、またはあがりづらい時に五十肩か腱板断裂かを見極める方法をお伝えしたいと思います。五十肩、腱板断裂ともに確実に見極めるにはMRIやエコーでの画像検査が必要になってきますが病院に行く前にある程度ご自分の肩の症状がどっちなのかわかるようになっていますのでぜひ参考にしてみてください。

 

 

見極め方その①

自分以外の人に悪いほうの腕を保持してあげてもらう

五十肩の場合、主に関節包という肩関節を覆っている膜に炎症が起こり関節の動きに制限が出てくるので自力だろうが他人の力であげてもらおうが上まであがることはありません。反対に腱板断裂の場合は筋肉が一部または完全に断裂していることで自力ではあげられなくても他の人に腕を持ち上げてもらうとあげることができます。

見極め方その②

肩をあげる際にあらゆる方向に痛いのか一部の動きで痛いのかを確認する

五十肩は前述した通り主に関節包の炎症により関節の動きに制限が出てくるわけです。関節全体を覆っている膜に炎症が起きている状態なのであらゆる方向(前からあげる・横からあげる・腕を腰の後ろに回す・首の後ろに持ってくるetc)であげることが困難になるのです。

一方、腱板断裂の場合はある一定の動き(例えば横からあげる)だけがあがらなかったり力が入りにくかったりします。

その①も②も症状の程度や個々の筋力などの影響により判別することが難しかったりわかりにくい場合がありますが症状が典型的で割とキツい方であれば今回ご紹介したやり方である程度ハッキリするかと思います。

 

よく使う肩(腕)が痛かったり思うように動かせないというのは本当にツラいしかなりのストレスですよね。ストレスになるだけでも大概嫌ですが中にはお仕事を休まなければいけなかったり家事や育児に支障をきたしてしまう場合もあるかと思います。

 

そんな肩の症状は今回挙げた2つだけではなく、他にも上腕二頭筋長頭腱炎や石灰沈着性の腱板炎などいろいろな疾患があるのでご自身の肩の痛みやあがらなさの原因は何なのかを明確にされたい方は病院にて画像検査を受けてみてください。

 

ご自身でチェックしてみたけどよくわからない、画像検査を受ける前にある程度の見立てが欲しいという方はお気軽にご相談くださいませ。

 

(監修:柔道整復師 山下 暢士)


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