ゴルフ肘の予防にストレッチもいいけど筋トレも効果的!内側上顆炎予防の筋トレ3選

こんにちは、大阪市中央区谷町六丁目にあるヤマシタ整骨院院長の山下です。

今回はゴルフ肘についてのブログになります。

 

以前のブログではゴルフ肘に対するストレッチ法をご紹介させていただきました。

 

そこへ来て「ゴルフ肘の予防になるような筋トレとかってありますか?」というご質問を患者さんからいただきましたので、それにお答えしていきたいと思います。

 

ゴルフ肘(上腕骨内側上顆炎)とは

ゴルフと縁がない場合ゴルフ肘というワードさえ聞いたことがない、そんな方もおられるかもしれませんが正式名称は上腕骨内側上顆炎と言います。

 

ゴルフ肘は肘の内側に痛みが起こる疾患で、正式名からも分かるとおりなんらかの要因によって炎症が起きている状態です。

 

ゴルフのスイング動作で多く起こるのでゴルフ肘という通称が付けられていますが、なにもゴルフをする人だけがなるわけではありません。

 

同じスポーツだとテニスや野球でも起こりえますし、日常生活やお仕事などで指や手首を頻繁に使ったりすることで肘の内側に痛みが生じることがあります。

 

肘の内側の痛みが主な症状ではありますが、状態によっては前腕や手首にまで痛みが広がることがあります。

 

 

ゴルフ肘で肘の内側が痛いのに筋トレをやってもいいのか?

ゴルフ肘を予防するための筋トレをお伝えさせていただこうと思っているわけですが、そもそも肘が痛いのに筋トレをやっていいものかどうかを迷ってしまう方がおられるかもしれません。

 

ですので、まず前提として筋トレをやってもいい場合とやってはいけない場合を先に示しておきたいと思います。

ゴルフ肘で筋トレをやってはいけない場合

・肘の内側に痛みがあるとき

タイトルにもある通り、筋トレはあくまでゴルフ肘の予防を目的とするものです。なので、すでにゴルフ肘になってしまっていて痛みがある場合は筋トレを行わないようにしましょう。

過去に当院のゴルフ肘患者さんの中にも、良かれと思って筋トレをして余計に痛めてしまった方がおられます。

その方曰く「そんなに痛みもきつくなかったのでやっても大丈夫だと思ったんですが…」とのことでしたが、筋トレを行ない肘の筋肉や腱に高負荷がかかったことで炎症を招くことになってしまったのです。

 

・痛みはなくとも肘の内側に違和感があるとき

違和感程度だと筋トレをやっても問題ないと思われるかもしれませんが、そんなことはありません。

違和感があるというのは、酷かったゴルフ肘の症状がおさまってきたとき、もしくはゴルフ肘による炎症が起こる前の段階です。要は炎症の火種が燻っているような状況と言えます。

そのような状況のときに筋トレを行うのは、燻っている火種に火吹き棒を使って空気を送るようなものです。

なので違和感程度とあなどらず、無理して筋トレを行うことのないようにしていただければと思います。

 

ゴルフ肘で筋トレをやってもいい場合

痛みも違和感もない状態のときに筋トレを行うようにしましょう。

そらそうだろ!という声が聞こえてきそうですが、実際のところこのような答えになってしまいます。

筋肉は裏切らない、という名言がありますがゴルフ肘に対しても当てはまる言葉です。

肘の内側につく筋肉、要は腕の筋肉ですがこれらが華奢でか細い筋肉より強くてしなやかな筋肉のほうがゴルフ肘になりにくいのは間違いないです。

 

ですが、やり時を間違えると効果がないどころか症状が余計にひどくなってしまい筋トレができない期間が長引いてしまう、そんなことにもなりかねません。

 

ゴルフ肘に対しての筋トレは、必ず肘が万全の状態のときに行うようにしてください。

 

ゴルフ肘予防のための筋トレ3選

リストカール

手首を曲げる筋肉(腕の内側の筋肉)を強化するために行います。

1.軽めのダンベル(ペットボトルでも可)を手に持つ

2.前腕を机や膝の上にのせて、手のひらを上に向ける

3.手首だけを使ってダンベルを巻き上げる(手首を曲げる)

4.ゆっくり戻す

5.10〜15回×2〜3セット

※肘の内側に痛みが出る場合は、無理せず中止してください。

 

 

リバースリストカール

手首を伸ばす筋肉(腕の外側の筋肉)を強化するために行います。

1.軽めのダンベルを手に持ち、前腕を机や膝の上にのせる

2.今度は手のひらを下に向ける

3.手首だけでダンベルを持ち上げる(手首を反らす)

4.ゆっくり戻す

5.10〜15回×2〜3セット

ゴルフ肘は腕の内側の筋肉の使いすぎで起こるので、腕の外側の筋肉のトレーニングも行い腕の筋肉全体のバランスを良くすることも大切になってきます。

 

 

グリップトレーニング

実際にゴルフをされる方であれば、このトレーニングにより握る力を鍛えてクラブを安定させ腕の筋肉への負担を分散させます。

1.ハンドグリッパー(握力を鍛える器具)、テニスボール、ゴムボールを握って10秒キープ

2.これを10回×2~3セット繰り返す

※肘の内側に痛みが出る場合は、無理せず中止してください。

 

 

最後に

いかがだったでしょうか。ゴルフ肘をどうにかしたいとの思いで筋トレを頑張ったのに、余計に痛みが増してしまった、このような方は意外と少なくありません。

 

やり時を完全に間違ってしまった方、治りかけだから大丈夫だと思ってやったらまだ早かった方、違和感だけだからとやったら痛くなってしまった方など、色んなパターンの方がおられますが本当にもったいない。

 

せっかくの努力、するならやはり的確なタイミングで行なっていただきたいものです。

 

大事なことなのでもう一度言いますがやり時は、肘が万全の状態のときです。

 

今回はこれだけを覚えていただければオッケーです。

 

ゴルフ肘予防の筋トレをやりたいけど今は肘が痛くてできそうにない、という方は早期に改善が必須になってくるかと思います。

 

当院でもゴルフ日の施術を行なっておりますので、肘の痛みにお困りでしたら一度ご相談くださいませ。

(監修:柔道整復師 山下 暢士)


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