靴が原因で腰痛に!?腰痛の方に知っていただきたい正しい靴の選び方

こんにちは。大阪市中央区谷町六丁目にあります、ヤマシタ整骨院院長の山下です。

 

今回は靴と腰痛の関係について書いております。靴が合っていなくて足にトラブルが起きてそこから腰痛になってしまう方も少なくありません。

 

足の不調がありさらに腰痛にもお困りの方はもしかすると靴に原因があるかもしれません。お時間のある時にぜひ最後までご覧ください。

普段履いている靴はご自分の足に合っていますか?靴が原因で腰痛になる場合とは

自分の足の正しいサイズを知りましょう

みなさんは靴を選ぶ際にどのような手順や基準で買われますか?大抵はお店で試し履きをしてサイズが合えば買う、このような方が多いと思います。

 

スニーカー好きな方であれば、自分の足はナイキの場合が27cmでニューバランスだと26.5cmといったようにメーカーごとのサイズを把握されていたりするかもしれませんね。このような場合だとネットで買ってもサイズで失敗することは少ないでしょう。

 

そもそも足に合った靴とはどのような靴なのでしょう。

 

靴選びに重要な項目、なんと言ってもまずは正しサイズを知ることが重要です。計測するのは足長、足囲、足幅です。

 

足長はかかとから一番長い指の先までの長さです。足囲は親指と小指、それぞれの指の付け根の出っ張っているところを起点にしてメジャーをぐるっと巻きつけて測りましょう。足幅は足囲同様、親指と小指の出っ張っているところの幅を測ります。

 

ご自分の足長は知っていても、足囲や足幅を把握されていない方は意外と多いかもしれませんね。これらは、ご自分の足に合った靴を選ぶうえでとても重要な数値となります。

 

自分の足の形は?

ギリシャ型やエジプト型というのを聞いたことがあるかもしれません。これらは、足先の形のことを指します。一般的に3種類に分けられ、ギリシャ型・エジプト型・スクエア型があります。

 

ギリシャ型は足指の中で人差し指が一番長いタイプです。親指が一番長く、人差し指から小指にかけてなだらかなカーブを描く形がエジプト型となります。日本人の約7割がこのタイプと言われています。スクエア型は親指から小指までほぼ同じ長さの足形です。

 

靴選びは足先の形によっても左右されるので、しっかりとご自分の足を見ておきましょう。

 

 

足に合っていない靴を履いていると腰痛になってしまうかもしれません

足に合っていない靴とは、前述した足のサイズと足形に合っていない靴ということになります。デザインは気に入っているけど、横幅がキツい、歩いているとかかとがスポッと脱げる、親指が先に当たって痛い、足の甲の締めつけがキツい、このような場合あなたの足に靴が合っていないと言えます。

 

一見関係なさそうな靴と腰痛。しかし、合っていない靴が原因で腰痛になってしまうことがありますが、それはなぜなのでしょうか。

 

合っていない靴を履いていることで、足に様々な弊害が出てきます。タコやウオノメ、巻き爪もそうですし、外反母趾や扁平足も起こり得ます。また、合っていない靴のせいでかかとや足を構成する骨にゆがみを生じさせることもあるのです。

 

二足歩行の人間が立って生活するうえで唯一地面に接しているのが足です。建物でいえば基礎の部分にあたるわけです。例えば見栄えが良い豪邸でも、建物の土台となる基礎が傾いていたりゆがんでいるとどうですか?住んでいるうちにドアや窓の立て付けが悪くなったり壁にヒビが入ったり、床が傾いてビー玉が転がるようになるかもしれません。

 

体でも同じように、基礎である足に前述したような弊害が起こることで、体のバランスが崩れ腰痛になってしまうのです。

 

 

 

腰痛の原因は足元に!靴を変えて腰痛がマシになった30代男性

営業職でたくさん歩くと腰が痛い患者さま

腰痛にお困りで受診された30代男性患者さまのMさん。谷町六丁目にお住まいで、ご自宅近くで整骨院を探されていたところネットで当院を見つけていただき来院されました。

 

営業のお仕事をされているMさん、車を使うこともありますが多くは公共交通機関で移動されているそうです。となると、必然的に歩く距離が長くなる日も多く腰が痛くなる時があるとのことでした。

 

Mさん的には日毎に違う歩行距離の加減かなとお考えのご様子。そこで、腰痛に関して掘り下げてお話を伺いました。腰痛自体は大学時代の部活で痛められて以降、慢性的になっているとのことでした。

 

慢性的になっているといっても、大学時代は競技に支障がでないようにまたパフォーマンス向上のために整骨院に通われていたそうです。そして、競技を引退し今の会社に就職した後はしばらくお体のケアはされていなかったとのこと。

 

仕事内容や量が増えて腰痛悪化

腰の状態もある程度落ち着いていたところ、20代後半から5年ほどの間に仕事の量や内容が変わったり責任が増えたりということがあり、それに伴って腰のツラさが増してきたように感じるということでした。

 

腰が多少重く感じたりこり感がある程度だったらそこまで気にならないけど、今は電車移動での営業の日の後半がかなり痛みがキツい時があるので、それをどうにかしたいとのご希望でした。

 

それで、当院に来られるまでにマッサージに1度行かれたそうですが逆にもみ返しでつらくなってしまったそうです。そのあとに、少し遠いけど大学時代に診てもらっていた整骨院に行こうと思われたMさん、長い間行っていないので念のためネットで検索したところ移転されており行ける場所ではなかったそうで、自宅近くの当院にご連絡くださったようです。

 

一通り問診にてお話を伺った後に検査を行いました。体の動きを診させていただく前に普通に立った姿勢を見ても一目瞭然、かなりのゆがみが見てとれました。肩や骨盤の高さがチグハグな状態。右肩は上がっているけど骨盤は左が高くなっており、そのせいで腰や背中の筋肉もチグハグで縮こまっている部分と伸ばされているところが混在してました。

 

例えばあなたの着ているその洋服、背中側の右上と左下部分がしわくちゃで右下と左上はしわ一つない、そんなチグハグな服は嫌ですよね。服なら着ないでおこう、で済みますがそれが筋肉だと考えると体はかなりしんどいはずです。

 

Mさんのお体に対してやっていくことは、しわのあるところとないところを均一にしつつ形崩れのないパリッとした服に仕立て上げる、そんな風なイメージです。

 

足に問題があり腰痛に

お体の状態は分かったのですが、問題はなぜそうようなことになってしまったのかです。初回の施術中に足の調整をしている時にわかりました。

 

Mさんの足はいわゆるべた足で若干の外反母趾がありました。足には体重を分散させたりショックを吸収したりするために縦と横方向にアーチが形成されているのですが、Mさんの足はそのアーチが崩れベタっとした足だったのです。ベタ足だと疲れやすかったり足や膝、腰などを痛めやすくなってしまいます。

 

外反母趾に関しては軽度なのですが、たまに親指の付け根が痛くなることがあるとおっしゃっていました。ご本人はまさか外反母趾になっているとは思っておらず、歩きすぎたから痛いのかなくらいに思っておられたようです。

 

とにかくMさんの体のゆがみを取りのぞき腰痛を改善させるためには足の状態を良くしていくことは必須条件です。それと並行して確認しておきたいことが一つありました。ということで、2回目の来院時にお仕事帰りにそのまま来ていただき普段履いている靴を見せてもらいました。

 

そうすると、縦のサイズは少し大きく横幅は足に対して狭めでした。要は普段営業でたくさん歩いている革靴がMさんの足に会っていなかったのです。もちろん見せていただいた一足を毎日履いているわけではなく、何足かを順繰りに履いているということでしたが少なくとも見せていただいた一足に関しては合っていませんでした。

 

こちらで足の調整を行っても合わない靴を履き続けていたらまた元に戻ってしまいます。なので、Mさんに施術していくうえでの靴の重要性をお伝えしたところ、お金がかかることではありますが快く靴を新調していただけました。

 

普段履かれている革靴全てをシューフィッターさんに見てもらい、新たな靴もそちらで用立ててくださいました。

 

外反母趾もこれ以上変形していかないように足の調整やテーピングなどを織り混ぜながら、姿勢を整えるための整体を行なって行きました。足元が良くなっていくと、とてもスムーズに姿勢も変化していき4〜5回目の来院時にはハードに歩きまわっても腰が気にならなくなってきたとご報告くださいました。

 

腰が痛いとどうしてもその部分にだけ意識が行きがちですが、原因は意外と違うところにあったりします。今回のMさんがまさにそんな事例でした。

 

足の健康を守るために靴はとても重要なアイテムです。普段からよく歩かれる方は尚更ですから、今一度お使いの靴が足に合っているかチェックしていただければと思います。

 

 

 

合った靴で腰痛予防 正しい靴の選び方

軽い靴は楽な靴?

ウォーキングをするとしたらどのような靴が最適だと思いますか?なんとなく軽くて軟らかい、そんな靴が楽に歩けそうだとお考えになるかもしれません。

 

確かに重い靴だとそれだけで疲れそうだし、硬いと足が痛くなりそうな気もします。しかし、一概に軽くて柔らかければいいかと言えばそうではありません。

 

山登りをされる方であればお分かりのとおり、登山靴はある程度の重さがあり作りもしっかり硬くできています。平らな舗装路用ではないと言われればそれまでですが、軽くて軟らかいだけではダメなのです。

 

軽すぎたり軟らかすぎると足をしっかりとサポートできず、体重を安定して支えられないので決して良い靴とは言えません。靴底やかかとに硬い芯材が入っているものであればいいと思います。また、重さに関しても手で持った時に少し重たく感じるくらいの方が楽に歩けたりします。なぜかと言うと、靴の重さで自然と足が前に振り出されるからです。

 

足に合った靴の選び方

・つま先に余裕を持たせる

靴を履いた時点で一番長い指が先に当たっているようであれば歩き出した際に指の動き代がなくなってしまいます。なのでつま先に1〜1.5cmくらいの余裕があるサイズのものを選びましょう。

 

・ヒモ靴がベスト

スリッポンのような紐のない靴だとフィットしているように感じていても、歩いていると靴の中で足が不安定になってしまいます。紐をしめる際は、まずかかとを靴の後ろのしっかりとつけた後、つま先側からしめあげていきましょう。紐が自分で結べない子供さんやヒモ靴を履くのが困難な場合などはマジックベルトタイプの靴を選んでいただければと思います。

 

・軟らかすぎない靴

雑巾を絞るように靴をねじった際に、簡単にグニャッとしてしまう靴は逆に足が疲れやすいです。靴底に芯がありつつも指の付け根部分は曲がりやすい靴が理想です。靴のかかと部分もしっかりとした作りのものを選びましょう。

 

・軽すぎない靴

軽すぎるのも案外疲れすいです。歩くのに際して少し重さがあった方が足の運びがスムーズになります。

 

靴選びの際は上記を参考にしていただければと思います。逆を言えば上記項目に該当しなければしないほど選んではいけない靴ということになります。

 

お洒落はがまんと言われるくらいですから、色やデザインで選ばれるのももちろんアリです。しかし、体のことを考えるとたくさん歩くと分かっている時くらいはちゃんと足に合った靴を履いていただきたいものです。

 

 

最後に

いかがだったでしょうか。靴が原因で腰痛になってしまっている方は少なくありません。自分の腰痛は普段の姿勢が良くないからかな、仕事で座りっぱなしだからかな、と思っておられる方ももしかすると靴が原因かもしれません。

 

今回の内容を参考に今履かれている靴をチェックしてみていただき、そもそもサイズがあっていなかったりかかとが潰れていたりと靴になにかしらの不具合があれば、この機会に新調されるのも一つだと思います。

 

最近ではスポーツ用品店に足を計測してくれる機械を置いていたりもしますし、シューフィッターといって靴の専門知識を持った販売員がいるお店もあります。ネットでポチッとするのもアリですが、ご自分の足に合った靴をゲットするためにはそういったお店で買われることをお勧めいたします。

 

靴は合っているはずなのに腰痛にお困りの方は当院にご相談いただければと思います。

 

(監修:柔道整復師 山下 暢士)


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