こんにちは。大阪市中央区谷町六丁目にあります、ヤマシタ整骨院院長の山下です。
今回は患者さまからのご質問にお答えしていきたいと思います。そのご質問というのが、寝る時も腰痛ベルト(コルセット)は着けておいたほうがいいのか、それともに外したほうがいいのかどっち?というものでした。
ご質問をいただいた患者さまは、ギックリ腰で受診されたのですが、その際に以前にギックリ腰になった時に購入した腰痛ベルトを着けてこられていました。
ギックリ腰の際には効力を発揮してくれる腰痛ベルトですが、就寝時はどうするのが正解なのかをお伝えしていきたいと思います。
そもそも腰痛ベルトとはどのようなものなのかをお知りになりたい方は、以前に書いたこちらのブログをご覧ください。
腰痛ベルト(コルセット)は外して寝ましょう
では、早速結論からお伝えしますと、寝る時は外したほうがいいです。
過去にギックリ腰をしたことがあったり腰痛が酷くて腰痛ベルトを使ったことのある方の中には、寝る時も着けていたほうが安心して寝られそう、寝にくいかもしれないけど外すのが怖い、このようなイメージを持たれる方もおられるかもしれませんね。
腰痛ベルトを着けたままだと熟睡できません
しかし、実際のところ就寝時に腰痛ベルトを着けたままだと睡眠の妨げになってしまいます。腰痛ベルトを着けたことのある方ならお分かりのとおり、腹圧を高めるためにベルトを巻くわけですからゆるくふわっと巻いたのでは意味がありません。ある程度お腹まわりをしめつける必要があります。
腰痛ベルトによりお腹まわりをギュッとしめつけた状態で、快適に寝ることはできませんよね。例えるならば、仰向けで寝ている状態でお腹の上に大型犬に乗っかられているようなものです。
またしめつけるということは血流も悪くなってしまうので、腰痛改善のために必要な酸素や栄養の供給を阻害することにつながります。
腰痛ベルトを着けたままだと寝返りが打ちにくい
そのほかの理由として、寝返りが打ちにくくなるということが挙げられます。
寝返りは同じ部分に圧がかかるのを避け、その部分の血流を促進させたり日中の活動で生じた体のゆがみを整えるなどの役割があります。
ギックリ腰の際は寝返りをした時に痛みで目が覚めてしまうこともありますが、それでも腰痛改善のためには寝返りが必要です。その寝返りが腰痛ベルトをして寝ることでやりにくくなってしまっては本末転倒と言えるでしょう。
腰痛ベルトを着けたまま寝るのは肌トラブルの元
もう一つの理由としては、肌トラブルが考えられます。お腹まわりをしめつけることで汗をかきやすくなり、汗疹やかぶれの原因になります。日中は湿布を貼ってから腰痛ベルトをしたいのに、という方であれば汗疹やかぶれによって湿布が貼れなくなってしまいます。
上記の理由から寝る時は、腰痛ベルトを外すようにしていただければと思います。
最後に
いかがだったでしょうか。寝るときは絶対に外してください、ということではないのでもしもあなたがギックリ腰になり腰痛ベルトを着けたままのほうが良く寝られるというのであれば、着けたままでも構わないと思います。
そのあたりは日中よりもしめつけを少しゆるくしたりと臨機応変に対応していただければいいのではないでしょうか。しかし、着けて寝ることが常態化したり長期化することはよくないので、ある程度腰痛が改善すれば早期に外して寝るようにしてください。
何より腰痛ベルトに頼らなくていいお体にすることが一番です。たびたびギックリ腰になるようだったり慢性腰痛にお悩みでしたらぜひ当院にご相談くださいませ。
(監修:柔道整復師 山下 暢士)
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