こんにちは。大阪市中央区谷町六丁目にあります、ヤマシタ整骨院院長の山下です。
今回は梅雨と肩こりの関係について書いております。5月ももう終盤、来月に入ると言っている間に梅雨の到来です。
当院では毎年、梅雨の時期に肩こりや頭痛、そのほかにも様々な不調を訴えられる方が多く来院されます。
同じように梅雨時期の不調にお困りの方はぜひ最後までご覧くださいませ。
梅雨の時期に肩こりや頭痛などの体調不良が起こるのはなぜ
6月と言えば梅雨をイメージされる方も多いかと思います。ちなみに去年の近畿地方の梅雨入りは6月14日で、今年は6月上旬に梅雨入りする見込みだそうです。
ということは、もう間も無く梅雨入りするということですから、毎年のようにこの時期に肩こりや頭痛がひどくなる方は今からできることをやっておくほうがいいのではないでしょうか。
そもそもなぜ梅雨のときに肩こりや頭痛がひどくなるなど体調を崩される方が多くなるのでしょうか。
医学的にまだ完全に解明されていないのですが、原因の一つに自律神経の乱れが考えられています。気温や気圧の差、湿度の高さなどが関係し自律神経の乱れが起こるのです。
自律神経には交感神経と副交感神経の2つがあります。交感神経が優位だと血管は縮こまり、副交感神経優位では血管は広がり血行は良くなるのですが、前述した気温や気圧の差、高湿度の状態がストレスとなり交感神経を優位に働かせ血管が縮こまることで肩こりや頭痛がひどくなってしまうことが考えられます。
また、場合によっては逆に副交感神経が優位な状態が続くこともあります。通常、日中や仕事中では交感神経が優位に働きます。ですが、気圧の加減で自律神経の切り替えがうまくいかずに日中でも副交感神経が優位だと、やる気が出ない、一日中だるい、日中に眠気がくるなどの症状が現れることがあります。
梅雨時期の肩こりや頭痛、ポイントは気圧 センサーは耳にあり!?
梅雨時期に肩こりや頭痛がひどくなるのは自律神経の乱れだということはお伝えしました。また、乱れる要因として気圧や気温、湿度などをストレスと感じることも一つなのですが、気圧の変化は別の観点からもポイントとなります。
というのも、気圧の変化を感じとる器官が耳の奥にあります。それを内耳といいますがその器官がセンサーの役目をしており、脳の中枢にある自律神経に気圧の変化を伝えています。
自律神経が気圧の変化をどのように対処しているかというと、低気圧で気圧が下がると体にかかっていた圧力が減ることになります。血管だけでみてみると、外からの圧力でグッと抑えられていた状態から気圧が下がると血管は膨張することになります。要は血流が多くなるということです。
それだけをみると良いことのように思いますが、自律神経で考えると副交感神経が優位になっているということです。日中、交感神経優位の興奮モードでバリバリと仕事をしたい時に低気圧によって副交感神経優位の状態が続いたとしたらどうですか。
まさに梅雨時期にやる気が出ない、一日中だるいといったようなことになってしまいます。鎮静モード、リラックスモードのままではバリバリ仕事なんてできませんよね。
梅雨時期はとにかく自律神経が乱れがち
これまでのお話でお分かりのとおり、梅雨の時期はとにかく自律神経が乱れる要素が多いのです。
環境(気圧・気温・湿度)の変化がストレスになり交感神経が優位になったと思ったら、急に気圧が下がって仕事中だろうが副交感神経が優位に切り替わったりするのです。
それをそつなく自律神経が上手いこと調節してくれていれば梅雨時期の体調不良は起きにくいと言えます。梅雨時期で頭が痛い、体がだるいと訴える方がいる一方で梅雨なんて何のその、お構いなしに元気はつらつな方がいるのは自律神経がうまく働いてくれているかどうかがポイントになっているのです。
現代人は快適な住環境や運動不足、不規則な生活によって自律神経の調節がうまく働かなくなっている方が多くなっているのも事実です。
梅雨に入る前に少しでも自律神経の働きを良くしましょう
・ストレスを溜め込まない
自律神経のバランスを狂わせる1番の要因といっても過言ではないのがストレスです。自律神経の乱れを整えるとなると、溜め込まないどころかストレスを解消させていくことが大切です。
そのためには体を動かしていただくのがお勧めです。体を動かすといっても激しい運動をする必要はありません。軽めの運動で十分ですので、お散歩やウォーキング、ラジオ体操やゆっくりと行うストレッチ等で結構です。
特に一日中デスクワークやパソコン作業をされている方に多いのが、頭(脳)だけが疲れているパターンです。この場合だと、脳疲労はあるので疲れているように感じますが体はそんなことないので、全然寝られないといったことが起こるのです。
なので、軽めの運動をすることでストレス解消にもなりますし体を疲れさせることで眠りやすくなるといった効果が望めるので本当にお勧めです。
他のストレス解消法としては、リラックス効果のある音楽を聞いたりカラオケで大声を出す、ハーブティーを飲んだりアロマを焚いたりもいいかと思います。
・規則正しい生活を送る
お仕事上、夜勤や宿直がある方は難しいですがそうでないのに生活リズムが崩れがちな方は規則正しい生活に戻していただきたいです。
また、平日は規則正しいけど週末でどうしても狂ってしまうという方は、できれば週末も普段と同じくらいの就寝、起床時間にしていただくのがベストです。
そして、朝起きたらまずは日の光をしっかりと浴びましょう。そうすることで、体内時計がリセットされるのです。この行動がきっかけとなり夜には自然と眠たくなるサイクルが出来上がってきます。
・お風呂に浸かる
普段シャワーで済ませている方はぜひ湯船に浸かるようにしましょう。頭の中を空っぽにしてゆったりお湯に浸かるだけでも相当リラックスできてストレス解消につながります。
その際、湯温は40°前後が望ましいです。熱い温度が好きな方もおられるでしょうが、熱すぎるとリラックスすることは難しく副交感神経ではなく交感神経が優位に働いてしまいます。
・バランスのよい食事
肩こり改善のためにも栄養は大切です。コンビニ弁当やスーパーのお惣菜ばかりでは、栄養が偏ってしまいます。また、パンや麺類をよく食べる方も注意が必要です。
細かく言い出すと食事すること自体が大変になってしまうので、野菜・肉・魚・炭水化物をバランスよくとるようにしましょう。もう一つ、簡単なので覚えておいていただきたいのは、『まごわやさしい』です。
まーまめ、豆類(大豆・高野豆腐・豆腐・味噌など)
ごーごま、種実類(ごま・ナッツなど)
わーわかめ、海藻類(わかめ・のり・ひじきなど)
やーやさい、野菜類(緑黄色野菜・淡色野菜・根菜など)
さーさかな、魚介類(青魚・白身魚・タコ・貝など)
しーしいたけ、きのこ類(しいたけ・舞茸・えのきなど)
いーいも、芋類(じゃがいも・かぼちゃ・里芋など)
これらを意識して日々の食事に取り入れていただきたいです。
・寝る前のスマホ使用を控える
寝る直前までスマホやパソコンを使用していると画面から出る光が脳を刺激して睡眠のリズムを調整するホルモンが出にくくなってしまいます。要は眠たくなりにくくなってしまうのです。なので、睡眠の2時間前を目安にスマホやパソコンの使用をやめるようにしていただきたいです。
最後に
いかがだったでしょうか。毎年、梅雨の時期になると普段からつらい肩こりや頭痛がよりひどくなってしまう、とにかく倦怠感が半端ない、だるい、やる気が出ない、などなど体調不良にお困りの方もおられると思います。
この時期は仕方ないと諦める前に、まずは自律神経を整えることを意識していただきたいです。一駅歩くようにするのもよし、今より1時間早く寝るようにするのもよし、とにかく簡単に始められることから取り組んでいただければと思います。
実際に梅雨の時期になり、調子良く過ごせていればオッケーですが肩こりや頭痛がひどかったり体がだるくてやる気が出ないといったことがあれば当院にご相談くださいませ。
(監修:柔道整復師 山下 暢士)
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