腰痛で病院に行き画像検査を受けて「骨の変形があるから仕方ない」と言われてしまった方へ

こんにちは、大阪市中央区谷町六丁目のヤマシタ整骨院です。

 

 

 

季節の変わり目ですが体調を崩されたりはしていませんか?

 

 

 

暖かくなるまでもう少し、寒がりの方はしばらくの我慢ですね。

 

 

 

さて、今回は”画像検査あるある”なお話をしていきたいと思います。

 

 

腰や首の痛みが続き心配で病院にかかりレントゲンやCTといった画像検査をされた方は多いのではないでしょうか。

 

その結果、骨に異常がないパターンだと湿布と痛み止めの薬を処方されとりあえず様子を見てください、というのが多いですよね。

 

 

逆に骨に異常があるパターンだと

 

・歳だから仕方ない

・骨に異常があるから痛いんですよ

・変形してしまっているのが原因です  などなど

 

あっ、それ言われたことある!って方も意外と多いかもしれませんね。

 

 

では、具体的に骨の異常とはどんなものがあるのでしょうか。

 

脊椎すべり症、腰仙移行椎、椎間狭小、変形性脊椎症、脊柱側彎症、前彎過剰、前彎減少、骨粗鬆症、圧迫骨折

 

 

漢文みたいになってしまいましたが整形外科のドクターが言うところの骨の異常とはこんなところではないでしょうか。

 

 

 

今回これら1つ1つの説明は省きますがこの中でも脊椎すべり症や変形性脊椎症、高齢の方であれば圧迫骨折と診断されあなたの腰の痛みや不調がそれらのせいにされてしまい”仕方ないですね”で終わらされてしまったら、どうすればいいのかわからずに途方に暮れてしまいますよね。

 

 

でも、ご安心ください!

 

 

 

■腰痛患者200名と健常者200名のX線写真を比較した研究によると、両群間に変形性脊椎症、骨粗鬆症、椎体圧迫骨折などの異常検出率に差は認められなかった。したがって老化による解剖学的変化が腰痛の原因とは考えられないと結論。http://1.usa.gov/jb0ly3

 

 

■港湾労働希望者208名、急性腰痛の港湾労働者207名、慢性腰痛患者200名のX線写真を比較した結果、両群間の異常検出率に差がなかったことから、将来の腰痛発症を予測できず、放射線被曝するX線撮影は雇用者の選別には不適切。http://1.usa.gov/kNXTVG

 

 

上記は欧米の研究機関が発表した論文ですが、ご覧いただいてお分かりの通り骨に何かしらの異常があるからといって必ずしも腰痛になるとは限らないということです。

 

 

もう少し言うと、画像検査の結果なんて気にしなくて大丈夫ということです。(気にしすぎると精神衛生上よくありませんよ。気にしすぎることで余計に悪くなってしまう可能性すらあります。)

 

 

「気にしなくてもいいって言われても実際に腰痛いねんけどな〜」、というお声が聞こえてきそうですがそれは他に腰痛の原因があるということです。

 

 

それではその原因とは一体何なのか、というところは次回に書いていきたいと思います。

 


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