階段のくだりや長時間の歩行が痛くてつらい!膝痛(変形性膝関節症)は動かしたほうがいいのかそれとも安静が第一?

こんにちは、大阪市中央区谷町六丁目にあるヤマシタ整骨院院長の山下です。

今回は変形性膝関節症についてのブログとなります。

「階段のくだりは膝が痛いからエレベーターやエスカレーターを使うようにしている。」

「友人から旅行の誘いがあるけど、膝が痛いくて迷惑をかけてしまいそうでためらっている。」

上記は、実際に患者さんから伺ったお話です。

 

膝が痛いと、日常生活のあらゆる場面でお困りごとが出てくることがわかります。

 

そんな膝痛ですが、患者さんから度々「動かしたほうがいいのか、安静がいいのかどっち?」とのご質問をいただくのでお答えしていきたいと思います。

 

膝痛にお困りで、同じような疑問をお持ちの方はぜひ最後までお読みください。

 

 

はじめに

膝の痛み、とくに変形性膝関節症は、当院の患者さんのなかでもお悩みの方が多い疾患です。

 

そんな患者さんからもよく聞かれるのが、「膝が痛いときは動かしたほうがいいんですか?それとも安静にしたほうがいいんですか?」、という質問です。

 

結論から言えば、動かし方次第ということになります。

 

動かすことが必要な場合もあれば、安静が望ましい場面もあります。今回はそのポイントをお伝えできればと思います。

 

 

変形性膝関節症とは

変形性膝関節症は、膝の軟骨がすり減ることで炎症や変形が起こり、痛みやこわばりを生じる病気です。

 

特に中高年の方、女性に多く、歩き始めや階段の上り下りで痛みが出やすいのが特徴です。

 

「軟骨がなくなったらもう終わりですか?」と不安になる方もおられるかもしれませんが、実は痛みの原因は必ずしも軟骨だけではありません。

 

周囲の筋肉や靭帯の緊張、炎症、関節液の状態なども大きく関係します。そのため、正しいケアで症状を和らげることは十分可能です。

 

 

変形性膝関節症で動かしたほうがいい理由

膝関節は動くために設計された関節です。動かすことによって以下のようなメリットがあります。

1.関節液の循環がよくなる

関節液は「潤滑油」のような役割を持っています。動かすことで関節液が循環し、軟骨に栄養が行き渡りやすくなります。

 

2.筋力の低下を防ぐ

膝の安定には大腿四頭筋(太ももの前の筋肉)が欠かせません。動かさないでいると筋肉が衰え、かえって関節への負担が増してしまいます。

 

3.血流改善で痛みが和らぐ

軽い運動は血流を良くし、炎症物質を流す手助けをします。これにより痛みが軽減することがあります。

つまり、まったく動かさないことは、膝にとってむしろマイナスになる可能性すらあるのです。

 

 

変形性膝関節症で安静が必要な場面

とはいえ、動かすことが絶対的に正解というわけではありません

 

•膝が腫れているとき

•激しい痛みで歩行困難なとき

•炎症が強く、熱感を伴っているとき

 

こういった場合は、無理に動かすと悪化してしまうことがあります。このときは一時的に安静をとり、アイシングや炎症を抑える処置を優先することが大切です。

 

つまり、「動かす」と「休める」のメリハリが重要だということです。

 

変形性膝関節症の方におすすめの動かし方

では、どんな運動や動かし方が良いのでしょうか?

 

1.イスに座っての膝伸ばし運動

イスに腰かけ、片足を前に伸ばして数秒キープ。太ももの前の筋肉を鍛えるのに有効です。

 

2.軽いウォーキング

平らな道をゆっくり歩く程度であれば関節に負担が少なく、循環改善に役立ちます。

 

3.水中運動

プールでの歩行や軽い運動は、水の浮力で関節への負担が減るためおすすめです。

 

4.ストレッチ

太ももの裏やふくらはぎを軽く伸ばすことで、膝への負担を和らげます。

 

※注意点としては、痛みが強くなるまでやらない、運動後に腫れや熱が出ないか確認することです。

 

 

最後に

患者さんに「膝は自転車と同じです。長い間放置するとサビつきます。サビついたまま急に動かすと壊れるけど、毎日ちょっとずつ回してあげれば、スムーズに動くようになるんですよ。」と、お伝えしています。

 

つまり、少しずつ・こまめに・やりすぎない、がキーワードです。

 

•変形性膝関節症は「動かし方次第」で改善も悪化もする

•炎症や腫れが強いときは安静が第一

•炎症が落ち着いたら、軽い運動や筋トレで膝をサポート

•継続的なケアが膝の健康を守るカギ

 

「動かすべきか、休むべきか」という問いに対しての答えは、その時の膝の状態によりけりということになります。

 

膝の痛みは、生活の質に直結します。ご自身なりにストレッチやトレーニングを行っているけど、膝の動きが悪い、ななかな調子が良くなってこない、という方は一度当院までご相談くださいませ。

 

(監修:柔道整復師 山下 暢士)


ヤマシタ整骨院公式LINE@ページ

友だち追加でこちらからのご予約・お問い合わせも可能です。

↓    ↓    ↓    ↓
友だち追加

 

【痛みや不調によりやりたいことを諦めてしまっている方の新たなチャレンジを全力でサポートさせていただきます】

 

【谷町六丁目、上本町、堺筋本町で肩こり 腰痛 頭痛 ギックリ腰 寝違え 五十肩 座骨神経痛 椎間板ヘルニア 骨盤のゆがみなら整体治療・ハイチャージのヤマシタ整骨院にお任せください】

 

【公式ホームページ◯大阪市中央区谷町6丁目 整体治療 ハイチャージ ヤマシタ整骨院】

(https://yamashita18.com)

 

【診療時間】

月・火・水・金 10:00~21:00

土 9:00~13:00

 

【休診日】

木・日・祝

 

【料金】

初回9600円  2回目以降7400円  (税込)

 

【予約電話番号】

06−6764−1190(完全予約制)

 

【住所】

大阪市中央区谷町6丁目3−13

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です