腰痛で病院にかかり、薬をもらったが効かない!そんな方のためのまず見直していただきたい腰痛改善の基本

こんにちは。大阪市中央区谷町六丁目にありますヤマシタ整骨院、院長の山下です。

 

今回は、腰痛にお困りで病院にかかり薬をもらったがなかよくならない、そんな方にむけた内容となっています。お時間のある時にぜひ最後まで読んでいただければと思います。

 

 

腰痛は病院へ行き薬をもらうのが正解⁉︎

こんな腰痛の時は病院へ

腰痛と一口に言っても、痛みの大小、慢性的なものか急性の腰痛か、病気に起因したものか、など色々とあります。

 

絶対に病院に行っていただきたいのは、病気がもとで起っている腰痛です。どんな腰痛の場合に病院に行った方がいいのかは、以前に書いたこちらのブログで詳しくお伝えしているので、まだの方はそちらもあわせてご覧くださいませ。

 

病気に起因した腰痛以外では、急性の腰痛、いわゆるギックリ腰の場合です。しかし、ギックリ腰の全てというわけではありません。とりわけかなりの重症のものは必然的に病院に行くことになるのでは、というお話です。

 

というのも、例えばひどいギックリ腰をやってしまったその瞬間の体勢から全く動けないような場合、どれくらの時間で動けるかもわからないとなると救急車を呼ばれる方も少なくありません。このようなパターンだと必然的に病院に搬送されますよね。

 

その他、痛みのひどいギックリ腰で画像検査(レントゲンやCTなど)してもらいたい、病院で出される薬や湿布が欲しいと望まれる方は病院に行っていただかなければいけません。※整骨院や鍼灸院、治療院では画像検査や薬の処方はできません。

 

かなりひどいギックリ腰でもご本人さえ問題なければ、整骨院や鍼灸院、治療院でも施術することはもちろん可能です。なので、ギックリ腰の場合で病院に行く行かないは、当人の判断ということになります。

腰痛で病院にかかった際にもらうお薬

腰痛の際に処方される薬は1種類というわけではなく、炎症を抑えるためのものや筋肉の緊張を緩め血行を良くするためのもの、神経機能の回復や筋肉の疲労を軽減させるものなど、目的に応じて何種類か処方されるのが一般的ではないかと思います。

 

しかし、ドクターによってはあまり薬を出さなかったり逆にたくさんの薬を出す場合もあったりと腰痛の度合いやドクターによって違いがあります。

 

なので、ここではどういった種類のものがあるのかを挙げていきたいと思います。

 

湿布:貼り薬、いわゆる外用薬です。薬はなにも飲み薬だけではありません。腰痛で病院にかかった場合たいてい出されるのが湿布ではないでしょうか。湿布以外の外用薬ではスプレーやローションのようなタイプもあります。湿布で肌がかぶれてしまう方はスプレーやローションタイプがいいですね。

 

飲み薬:消炎鎮痛剤、筋弛緩剤、ビタミン剤の3つのいずれか、もしくはこれらを組み合わせて処方される場合が多いです。消炎鎮痛剤は痛みや炎症を抑えてくれます。筋弛緩剤は筋肉の緊張を緩め血行を良くし、ビタミン剤は神経機能の回復や筋肉の疲労軽減が期待できます。また場合(薬にアレルギーがあったり他の薬との飲み合わせ)によっては漢方薬が処方される場合もあります。

 

注射薬:注射の場合、どこに対してアプローチするかによって種類が変わります。筋肉への注射はこり固まった箇所や痛みを感じるところにステロイドや麻酔を注射します。一方、神経に対してアプローチする場合は神経ブロック注射をを行います。

 

腰痛で病院にかかる以外の選択肢

まずはデータをもとに病院にかかる以外で、腰痛を改善させるための選択肢にどういったものがあるのかをご紹介します。

 

・市販の飲み薬や湿布薬、塗り薬を使う

・お風呂に入る

・ストレッチをする

・マッサージ店に行く

・ジムで運動する

・整骨院、鍼灸院に行く

・整体院に行く

・家族にマッサージしてもらう

 

各項目の効果のほどはさて置き、腰痛がある方の多くは改善させるために上記の中から選択、実践されている場合が多いようです。

 

このブログをお読みの腰痛持ちの方、いかがでしょうか?全部試した方もいらっしゃれば1〜2個はやったことがあるという方もおられるかもしれませんね。

 

当院に来られている腰痛患者さまのお話を伺っても、だいたい上記のなかのいくつかは試しておられる方が大半です。そうして、色々と試されてもなかなか良くならないとのことで受診に至るケースが多いようです。

 

 

 

腰痛で病院にかかり薬をもらうも、効果のほどがわからず当院を受診された男性患者さま

人生初のギックリ腰で病院を受診

腰痛にお困りで受診された30代の男性患者さまのNさん。谷町六丁目にお住まいなので、ご自宅から近いところで整骨院を探されていたところ、ネットで当院を見つけていただきご連絡くださいました。

 

Nさんの腰痛ですが、結論から言うとギックリ腰でした。これまでの人生でギックリ腰になったことがないNさんは、今回の腰痛がギックリ腰なのかがわからなかったとのこと。

 

当院に来られる1週間ちょっと前からなんとなく腰が痛くなってきて1日様子を見たけどひどくなっているような感じがしたので、心配になり整形外科に行かれたそうです。

 

痛めたきっかけは思い当たらないとのことでしたが、朝起きた時にこれまでにない変な感じがしたとおっしゃっていたので、もしかすると起床時、体を起こす際に痛めてしまったのかもしれません。

 

整形外科では、レントゲンを撮り骨に異常はないからと、痛み止めの薬と胃薬、湿布とコルセットを処方され2週間様子をみてくださいと言われたそうです。

 

病院受診後も痛みがだんだんと強くなっていき

整形外科受診から1日経ち2日経ちしてもだんだんと痛みが強くなっていっているようで、とてもではないけど2週間様子を見る気にはならなくて、ネットで色々と調べ整骨院がいいのではとなり、当院にご連絡くださったという流れです。

 

もちろんNさんは、痛み止めや湿布、コルセットなど処方されたものは用法容量を守っておられたようですが、それでも痛みがひどくなっていっているようにお感じだったとのこと。

 

痛み止めなどの効果が見られなかったのには、色々な要因がありそうです。これまで体験したことのない事象に対する恐れやストレスの可能性もありますし、神経痛の要素も混じっていることも考えられます。また、痛いながらに意外と動きすぎていたりするかもしれません。

 

その辺りも探り探り問診や検査を進めていきましたが、Nさんが一番気になっていたのがギックリ腰についてです。Nさんのなかでは、いきなり激しい痛みが襲ってきて動けなくなるのがギックリ腰のイメージでした。

 

しかし、なにも急激に痛くなるものだけがギックリ腰ではありません。最初は違和感程度だったのが時間が経つにつれてだんだんと痛くなるパターンのギックリ腰もあるのです。

 

話が逸れてしまいましたが、とにかくNさんは病院に行って薬をもらってもいまいちその効果が感じられず、たまらず整骨院の受診をお決めになったということです。

 

痛みをかばって真っ直ぐ立てず腰も伸ばせない

お体の状態はというと、痛みをかばって真っ直ぐに立てておらず、腰はピンと伸ばすことができていませんし、歩くことも普段通りにはできないとのことでした。

 

施術前の状態をご本人にも確認いただき、施術していきました。治療内容は、かばって負担がかかっている股関節や骨盤、足首などの関節や筋肉の詰まりやこわばりを解放させるように手技を行いました。

 

手技といっても、Nさんが痛く感じたり負担に感じるようなことはしていません。筋肉や関節をゆるめようと思うと、患者さまのお気持ちもゆったりとしていただかなければいけません。

 

施術後、痛みは残るものの姿勢は真っ直ぐ腰も伸びて、普通に歩けるようになりました。スマホの写真にて施術前と後との姿勢の違いを確認され真っ直ぐになっている姿をみて、とても安心されていたのでこちらもホッとしました。

 

とはいえ、まだ痛みは残っていましたし日常生活を過ごしているうちに多少、姿勢の戻りもあるでしょうということで、結局トータル3回の施術を行いNさんのギックリ腰は改善したのでした。

 

 

整骨院院長がおすすめする薬に頼らずに腰痛を改善させるための基本

そもそも薬に頼るのはダメなことなのか

一概にダメということはありません。

しかし、薬というのは大なり小なり副作用があるものなので、安易に服用を続けるのもどうかと思います。

 

病院を受診し信頼のおけるドクターに診てもらい処方された薬は指定された用法容量で使用されればいいですが、用法容量を守らずにご自身の判断で途中で止めたり量を増やしたり減らしたりするのはくれぐれもしないようにお願いします。

 

注意しなければいけないのは市販の薬です。頑固で慢性的な腰痛になるとなかなか薬だけで対応するのは難しいと思います。また消炎鎮痛剤は飲み続けているうちに効き目も悪くなってきます。

 

本当に炎症が起こって痛みが強い時だけ使用するようにするなど、決めて使うようにしてみてください。

 

ご自分の判断でいくらでも買って使用できてしまう市販薬、もしあなたがサプリのような感覚で使っているのであれば他の方法で腰痛を改善させることが必要なのかもしれません。

 

薬に頼らず腰痛を改善させる方法その1

まずは今の生活のリズムや環境を見直してみましょう。体は腰痛を治したがっているのに、もしかするとそのための栄養や睡眠が足りていないことで、改善を阻害してしまっている可能性があります。

 

なので、栄養不足の方は食事の内容を改め、睡眠不足の方はしっかりと寝る時間を確保するようにしましょう。

 

またお風呂をシャワーで済ませている方はできるだけ湯船に浸かるようにしてみてください。

 

そして、できれば軽く体を動かすこともしていただければなお良しです。お散歩やラジオ体操などで十分です。

 

腰痛に限らず肩こりでもケガでも、体の損傷したところを治したり健康を維持するための3原則は休養栄養運動です。

 

腰痛のためにあれもやってこれもやって、と色々と取り組まれることは素晴らしいですが、まずはとにかく『休養と栄養と運動』、この3つが現状どうなのかを確認してみましょう。

 

薬に頼らず腰痛を改善させる方法その2

深呼吸を行いましょう。食事から摂る栄養も大切ですがそれらを体中に行き渡らせるのは血液です。栄養と酸素をいかに効率よく体に巡らせられるかが腰痛改善の鍵です。

 

しかし、腰痛の方は姿勢の崩れ、背骨や肋骨の動きの悪さ、それに伴う筋肉の硬さなどによって呼吸が浅くなりがちです。そこで大切になってくるのが深呼吸です。

 

意識的に深呼吸を行い体内にしっかりと酸素を取り込みましょう。

 

深呼吸は酸素を取り入れるだけでなく自律神経が整いリラックス効果もあるので、お仕事の合間にぜひやるようにしてみていただきたいです。

 

薬に頼らず腰痛を改善させる方法その3

同じ姿勢を続けないようにしましょう。デスクワークや車の運転のお仕事をされている方は、どうしても長時間座りっぱなしになりがちです。

 

お仕事に集中するあまり、気がついたら2〜3時間座りっぱなし、という方もたくさんおられるのではないでしょうか。

 

長時間の座位ですが、どれだけ良い姿勢・正しい姿勢で座っていても長時間続けると血流は悪くなり筋肉はガチガチに固まってしまいます。悪い姿勢だとなおさら腰は痛くなってしまうでしょう。

 

座位だけに限らず、立ちっぱなしでも同じことが言えます。ウロウロとすることなく同じ場所で長時間立ったままだと、これまた腰に堪えるのは言うまでもありません。

 

ですから、座りっぱなし、立ちっぱなしに拘らずどのような姿勢においても長時間続けることのないように努力していただきたいのです。

 

お仕事中、なかなか難しいとは思いますが理想を言うと1時間に1回2〜3分程度、体を動かすようにしていただければと思います。

 

最後に

いかがだったでしょうか。ギックリ腰で相当痛みがひどい時や痛みで寝られない、こういった場合は痛み止めを飲み、早期に痛みを引かせた方がいいと思います。しかし、慢性的な腰痛の場合であれば薬を飲む前に、今回お伝えした基本的な部分を見直してみてください。

 

基本的な部分を改善させられれば、それだけでもあなたの腰痛が快方に向かうかもしれません。しかし、それでも全く良くならないようであれば、信頼のできるところで診てもらうことをお勧めいたします。

 

 

(監修:柔道整復師 山下 暢士)


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