こんにちは、大阪市中央区谷町六丁目にあるヤマシタ整骨院院長の山下です。
今回は足の指や足指の付け根に痛みやしびれが起こるモートン病について書いております。
長時間の立ち仕事や歩行が困難になることもあるモートン病について、自宅で簡単にできるストレッチをご紹介いたします。
モートン病による足指や付け根の痛みやしびれにお困りの方はぜひ最後までご覧ください。
モートン病とは？
モートン病とは足指や足指の付け根にしびれや痛み、灼熱感が現れる疾患です。痛みやしびれは足指に向かう神経が障害されることで起こります。
詳しくは前回のブログにありますので、ご興味のある方はそちらも併せてご覧ください。
モートン病になる要因の一つは足首の硬さ！？
モートン病の方は足首の動き、特につま先を上にあげる動きが硬い場合が多いです。
歩行時、足首の柔軟性が地面からの衝撃を吸収する役目があるのですが、足首が硬いと衝撃がうまく吸収されません。
吸収されないと足の指や足指の付け根にかかる衝撃が多くなり負担が増し、足指に向かう神経に悪さをしてしまいます。
また、足首が硬いことで歩行の際に余計なねじれが生じることがあります。そのねじれがもとで、足指の付け根より手前の足首周辺で足指に向けう神経が圧迫されたり引き伸ばされたりして障害されることもあるのです。
足首の可動域アップでモートン病を改善
足首のストレッチ
スポーツタオルを一枚用意してください。
・床に腰をかけ右足を伸ばします
・タオルの真ん中を足先にかけ両端を片方ずつ握ります。
・タオルの端を握った両手を手前に引き寄せます。この時、ふくらはぎがストレッチされるのでそこが痛くない範囲で且つ足首の可動域はいけるところまで引き寄せましょう。
・引き寄せたところから足首の力でタオルを前に蹴り出すようにして足首を伸ばします。この時、足首の動きが真っすぐになるようにしてください。
10回を1セットとし、慣れてくれば1日２〜３セットを目安に行ってください。
モートン病側だけでなく逆側の足首も硬いと思います。同じように行いましょう。
最後に
いかがだったでしょうか。足首が硬いことで結果として足指や付け根に負担がかかってしまいモートン病を患ってしまう方も少なくありません。
せっかくハイヒールをやめてスニーカーに替えても、足首が硬いままでは思うように改善されない、なんて場合も。
そのようなことにならないようにするためにも、今回ご紹介させていただいた足首のストレッチを行ってみてください。
しばらく続けれても良くならない場合は、足首の硬さ意外のところに原因があるのかもしれませんので一度ご相談くださいませ。
（監修：柔道整復師 山下 暢士）
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