飲食物によって血流改善!?食べ物で肩こりは良くなったり悪くなったりするのか

こんにちは。大阪市中央区谷町六丁目にあります、ヤマシタ整骨院院長の山下です。

 

今回は肩こりと飲食物の関係について書いております。肩こりにお悩みの方は、頑張って色々とやったいただく前にまずはご自身の現在の食事内容を見直していただくのも肩こり改善のための一つの道かもしれません。

 

お時間のある時に、ぜひ最後までお読みくださいませ。

血流が良くなれば肩こりにも効果的 飲食物の効果

あなたの肩こり、日々の食事を見直すことで良くなるかもしれません

生きていくうえで欠かすことのできない日々の食事。その一食ごとの内容があなたの肩こりに影響しているとしたらどうですか?

 

今回はそんなお話です。肩こりは腰痛と並び様々な要因が重なり、その症状がひどいものになっていることが多いです。なので、食事内容を変えるだけであなたの肩こりがキレイさっぱり無くなることはないかもしれません。ですが、食事を疎かにしたままで肩こりを改善させることもこれまた難しいのも事実です。

 

肩こりにお悩みで、もし日々の食事内容があまり良くないかもとお思いの方のご参考になれば幸いです。

 

肩こり改善に必要な栄養とは

肩こりを改善させるためにはどんな栄養素が必要だと思いますか?

 

その前に肩こりの症状から考えていくことにしましょう。肩こりが起こっているということは、血流が悪くなり筋肉が硬くなっているということです。

 

逆に言えば、食事でとる栄養によって血流が良くなったり筋肉を柔らかくすることができれば肩こりが良くなる可能性があるということです。

 

では、普段の食事でとれる栄養成分の中に血流を良くしたり筋肉を柔らかくするものはあるのでしょうか。

 

血流を良くする栄養成分としてクエン酸が挙げられます。クエン酸は血液の酸化を防いでくれるので、血がサラサラになり血流が改善されます。

クエン酸はレモンやライムなどの柑橘類や梅干しやお酢などに多く含まれています。

 

続いてEPAです。EPA(エイコサペンタエン酸)は、アジやイワシ、サバなどの青魚に多く含まれ、体内でほとんど作ることができない必須脂肪酸の一つです。

EPAは血液をサラサラにしたり中性脂肪を下げたりと、血管や血液の健康を維持するのにとても重要な栄養素です。

 

ビタミンEもまた抗酸化作用があり血行促進の働きがあります。ビタミンEはうなぎやアーモンド、アボカドなどの食品に多く含まれています。

 

栄養の上手なとり方

上記でお伝えした栄養成分をとっていただくことはとても大切です。しかし、一つの食品だけを食べればいいのかというとそうではありません。

 

例えば、毎日梅干し(クエン酸)とイワシ(EPA)とアーモンド(ビタミンE)しか食べてません、となるとさすがに偏ってしまっているのはお分かりいただけるかと思います。

 

何事もバランスが大事です。栄養の吸収効率を上げるためには肉や魚、野菜、フルーツ、海藻類、発酵食品、炭水化物など色々な食品をバランスよくとっていただくことが一番です。

 

バランスよくとっているつもりでも、もしクエン酸やEPA、ビタミンEが不足しているようであれば日々の食事に足していただければいいかと思います。

 

 

食事改革で肩こり改善!?したかもしれない20代男性

コロナ禍でテレワークになり肩こり悪化

肩こりにお困りで来院された20代の男性患者さまのSさん。通りがかりで当院のことを見つけていただきご連絡くださいました。

 

会社員のSさんはコロナ禍でテレワークになり、ほとんど出社することがなくなりご自宅でお仕事をされているうちにだんだんと肩こりがひどくなってきたそうです。

 

元々はそんなに肩こりはなかったそうですが、肩こりの自覚症状とあわせ姿勢も悪くなっていってるような気がしていたところ、彼女さんに「一度専門家に診てもらったら?」と言われたそうで当院に連絡いただいたという流れです。

 

テレワークになってから肩こりがひどくなったとなると、職場と違ってデスク環境がよくなくて姿勢が崩れ徐々に肩こりが重症化していったものと予測できます。

 

 

ちゃぶ台でのパソコン作業で不良姿勢に

そのあたりを踏まえ細かくお話を伺いました。そうすると、お家ではちゃぶ台のような低いテーブルで床にあぐら座りでパソコン作業をされているとのことでした。Sさんの肩こりはあぐら座りで作業することで、背中が丸くなり首が前に傾き頭が前に出た姿勢になり首や肩、背中の筋肉に負担がかかり固まってしまっていることがわかりました。

 

ずっとあぐらはしんどいので正座や横座り(お姉さん座り)もされているそうですが、横座りのせいもあってか、背中が丸くなっているだけではなく横方向へのゆがみもみられました。

 

コロナ禍が始まってからなのでそれなりに長い時間をかけて徐々に姿勢が悪くなっていき、それが固定化されてしまっているので薄紙を剥ぐように少しずつですが確実に治療を重ねていきました。

 

最初は外側に広がり動きの悪かった肩甲骨も段々と動きが出てき、前傾していた首も少しずつ元の位置に戻っていきました。このように体の状態が整っていくにつれつらい自覚症状も楽になっていきました。

 

 

デスク環境と食生活をチェンジ

そして、Sさんの肩こり改善するうえで避けて通れないのがご自宅のデスク環境の整備です。せっかく治療に来られているのに不良姿勢の元凶になっているデスク環境がそのままではやがて元に戻ってしまうことが考えられます。ご本人に確認しても、「今のまま(環境)だと姿勢をキープして仕事できる気がしないです。」とおっしゃっていたので、少し大変ではありますが環境をチェンジしていただくことになりました。

 

1ルームのお部屋でちゃぶ台をそのままにしてパソコンデスクを置くことは難しいとのことで、Sさんは思いきってちゃぶ台を処分したうえでデスクとチェアを用意されました。

 

そして話は食事のことに。「環境が変わったら食事もちゃぶ台からデスクですることになりますねー。」といったような話題から独身の若者の日々のご飯はどんな感じなのか、しっかり栄養は摂れているのかが気にかかりました。

 

いざ食生活を細かに教えていただくと、なかなかの乱れ具合。朝は食べない、お昼も自宅でパンやカップ麺、レトルト食品で適当に済ませ、夜が一番ちゃんとしていると言っても炭水化物がメインの食事が多いようでした。たまに健康に気遣ってサラダを買って食べたりするそうですが、聞く限りは”たまに”の頻度も低そうです。

 

Sさんの食生活についてのお話を聞いて感じたのは、明らかにあらゆる栄養が不足しているということ。逆に言えば、食生活を変えれば肩こりはより良くなるということです。Sさんは食への関心は高くないようでしたが、食事の大切さやしっかりと栄養をとることのメリットなどをお伝えしたところ、変えられるところから変えていきたいとおっしゃっていただけました。

 

 

食生活が改善され治りやすい体に

生物にとって食とは基本中の基本。食べたものが体を作るわけですから、食が乱れると体や心も乱れてしまいます。そういった部分を素直に受け取ってくださったSさんは少しずつですが自炊をされるようなり以前とは比べ物にならないくらい食事のバランスが良くなっています。

 

それに伴って施術した際、体の変化も出やすくなったように感じます。今回のSさんのケースは、デスク環境と食生活の好転で肩こりが改善しました。肩こりに限らず、なかなか症状が改善しない場合、もしかすると足りていないものを補ったり環境を大きく変えたりすることが必要なのかもしれません。

 

 

 

 

肩こり症状を悪化させてしまうかもしれない食事とは

血流を悪くさせる食事

前述した肩こり改善のために摂っていただきたい栄養があれば、逆に悪くさせてしまう食事内容もあります。なんとなくお察しかもしれませんが、糖質が多い物や脂っこい物はよろしくありません。

 

糖質とは穀類やイモ類、砂糖などです。脂っこい物は油で揚げた物、油を多く使った料理などです。穀類やお芋を食べるのがダメ、唐揚げや天ぷらもダメというわけではなく、糖質や脂(油)の取りすぎが血液をドロドロにしたり血流を悪くさせるのです。

 

なので、砂糖やマーガリンをたくさん使った菓子パンやお惣菜の揚げ物、一般的にジャンクフードと言われるような物をすき好んで頻繁に食べられる方は気をつけていただきたいところです。

 

かく言う僕も、お酒も甘い物も脂っこい物も好きなので偉そうに言える立場ではありませんが、一応気をつけています。僕も含め大半の方が完璧を目指したり制限しすぎるとつらくて続かないと思うので、色々な食材をちょこちょこ摂りつつ糖質や脂質を摂りすぎないように気をつけていただくのが良いのではないかと思います。

 

何度も言いますが、何事もバランスが大切です。体に良いといわれる物でも摂り過ぎると時には毒にもなり得ます。食事は毎日のことですし、気張りすぎずにゆるい感じでいいので気をつけていただければいいのではないでしょうか。

 

 

食事以外に気をつけるべきこと

こまめな水分補給:食事内容を気遣っても水分が不足すると血液がドロドロになり血行不良になってしまいます。特に涼しい時期、寒い時は喉の乾きも感じづらいのでお茶やお水をこまめにとり、1日トータル1.5ℓ〜2ℓ程度を飲むようにしましょう。

軽い運動:一日中じっとしていては血流が悪くなり筋肉はカチカチに固まってしまい、関節の動きも悪くなってしまいます。そうならないようにするためにも、ラジオ体操やウォーキングなどの軽い運動でいいので行うようにしましょう。できれば毎日の習慣にしていただくのが一番いいですが、無理な場合でも週に2〜3回ウォーキングするようにしたり、デスクワークの方は座りっぱなしにならないようにするなど、とにかく体を動かすようにしてみてください。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。体を良くするための基本である食事。基本中の基本だからこそ意外と見落としがちになる部分でもあります。

 

姿勢に気をつけたり体を動かすようにしても肩こりがなかなか良くならないのは、もしかすると日々の食事の内容にあるのかもしれません。

 

一度ご自身の食事の内容を確認していただき、万が一栄養が偏っていたりバランスが悪い内容なのであれば少しずつでいいので食生活の改善を行っていただければ、それがあなたの肩こりの改善への近道になるやもしれません。

 

(監修:柔道整復師 山下 暢士)


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